2014/07/06

2014.7.3~7.4『橋下茶番劇』特別区設置協議会について各メディアの報道





◆2014.07.03(木)ちちんぷいぷい

西靖:
大阪都構想を巡るニュースです。維新が強攻策に出ました。
これで議論が進んだといって良いんでしょうか。

上田悦子:
大阪都構想の制度設計を議論する法定協議会が五カ月ぶりに再開しました。
自民、民主に続き、公明の府議も維新の会に差替えられ、
維新の府議と知事、市長だけで協議が開かれる異常事態となっています。
協議会に先立ち開かれた大阪府議会の議会運営委員会

公明党の二人の府議が協議会を欠席する意向だとして、維新の府議だけの決定で、
維新の議員に差替えられました。
そして、五カ月ぶりに再開された特別区設置協議会は、
松井知事、橋下市長と維新の府議9人だけの出席となりました。
自民と民主の府議が維新に差替えられた事に反発した市議会側は、市議全員を欠席としたのです。


―特別区設置協議会(2014.07.03)
橋下:
こういう議論をほんとは自民党や民主党や共産党や公明党と、ほんとはしなければいけないところ
彼らはもう大阪都構想、反対論ばかりで、えー全くこういう議論にならなかったのは非常に残念で…


上田:
協議会では、まず今月中に都構想の協定書を纏める事を確認しました。
その中身の議論ですが、維新の府議からは新たに福島区を新西区から新北区に入れ、
また、住之江区の東部を新南区と一緒にする案が示されました。

これにより新西区は人口35万人なのに対し、新南区は人口70万人、倍ほどの格差が生じ、
財政上の問題が心配されます。


―特別区設置協議会(2014.07.03)
維新委員:
新B区(新西区)は特別区として将来持続的にですね、発展してくる事が可能なのかなあ。
この財政的な裏付けっていうのは、どうなってます?

橋下:
この都構想をやった時の全体の財政効果っていうものがプラスになる以上ですね、
それをきちっと配分すれば、各特別区はその財政調整制度を作って、財政運営はきちっと出来ます。


上田:今日、示されたばかりの新たな区割り案は、僅か一時間足らずで決定しました。


―定例会見(2014.07.03)
橋下:
どんだけタウンミーティングと住民、あのー住民とのコミュニケーションやったんですか。
あれ以上のタウンミーティングと住民の皆さんから意思を汲むっていう方法は、
僕はあり得ないと思ってます。


上田:
協議会の最後、橋下市長は都構想の移行時期について、当初より二年遅れの2017年4月を目指すと述べました。

西:
はい、行政担当、奥田キャップに入ってもらいます。宜しくお願いします。
まぁちょっと、維新の委員だけで決めていくという形ですから、
相当、まっ異常事態って言って良いんですよね。

奥田信幸:(行政キャップ)
今日はやっぱり野党側は出席させない、こんな異常な事態に出席させるのは出来ないという判断をしたんで、
結局、維新側だけで行うという事になりました。

西:森さん、この状況どうご覧になります?

森直也:(弁護士)
昨日の集団的自衛権の問題もそうなんですけど、民主主義が決められないっていう、なんかしら、
ちょっと一人歩きしてるテーゼの中でね、話し合いっていうのをもう放棄して、
決める事こそが価値があるみたいになってるのは、私はやっぱりちょっと違うと思うんですね。

西:そうですよね。

森:話し合いの中で、合理的な結論を導いていくのが民主主義社会なので。

西:うん、折り合い、落としどころを見つけていくっていう手順ですもんねぇ。

森:そうですねぇ。それは歴史が作ってきた議論のやり方なんでね。

西:うーん。さぁ、そして今日出て来た案という事ですね、これがね。

奥田:
そうですね。新たに、先ほどもあったように福島区を北区のほうに入れる。
で、住之江区を分けるという案なんですけれども、今日はまぁ維新だけなので、
特にもめる事もなく、これが発案に決まりました。

西:そらそうですね。

奥田:
で、今後、今月中に協定書纏めると言ってまして、これからの議論としては、
区役所をどこにするのかとか、新たに区議会を作るんですけども、

その人数をどうするかとか、まぁ大事な問題ではあるんですけれども、
これも維新だけなので、恐らくそれほどもめる事はなく纏まるんだと思います。

西:
そんなにもめずに決めて良いのかと思いますけれども、逆に。
そして、このあとのスケジュールちょっと見ましょうか。

7月中に協定書を纏めるというふうに言ってました。
そして、9月に府議会、市議会にそれを提出するという事ですけど、
ここ(府・市議会へ提出)まぁでも、維新は多数取ってませんから、すんなりと行きませんよね。

奥田:
そうですね。
ここ(府・市議会へ提出)では、だから協定書を纏めたあと、ここで修正をしてくれれば良いと、
ここで議論をする場だと、いうふうに橋下市長は言ってるんですけれども、
とても今の状況で、この議案が通るとは思わない状態ですね。

西:
今、話し合うモードになってないですもんね。もう対立が決定的になってますもんねぇ。
で、今度は、住民投票と書いてありますけれども。

奥田:
そうですね。住民投票がこの統一地方選の前後に持って来る
要するに統一地方選で、この協定書を纏めたものを「皆さんどうですか」というのを問う為に、
この辺りに住民投票したいという意向があるので、まぁ急いでいるという状態ですね。

西:
なるほど。その通りに行くかどうかですけれども、そしてもう一つ、今日注目すべき発言がありました。

奥田:
新たに都構想の実現時期なんですけれども、17年4月という事で、
来年4月と当初言ってたんで、二年遅れるんですけれども、
そうなると、橋下市長の任期を超えてしまうので、今日初めて来年行われる市長選挙に、
もしかしたら出るかもしれないという事を初めて匂わせました。

西:ただまぁ、この方の場合、先述も含めて、匂わせた事がそのまま実現するかですね。

奥田:そうですね。牽制かもしれないですからねぇ。

西:分からないですからねぇ。さぁ、どうなりますか。



◆2014.07.03(木)CAST

伊藤史隆:法定協議会が開かれたのは実に五カ月ぶりだったんですが、異常な事態での会議となりました。


―大阪市役所 午前10時前
木原善隆:
まもなく五カ月ぶりに都構想の協議会が再開されます。
出席するのは、維新の委員のみ。机の上にも野党委員の資料は置かれていません。


ナレーター:
出席した11人は、全員維新。何故こんな事に?

それは、ここ二週間余りの間に「やられたら、やり返す」が頻発したからだ。

―2014.06.15 街頭演説
橋下:妨害してるね、ほかの議員は出て行ってもらうっていう、設計図からやります。


ナレーター:
都構想の設計図作り行う法定協議会のメンバー入替を宣告。
これに、野党会派が一斉に反発。


―2014.06.25 会見
花谷充愉:(自民党 大阪府議団幹事長)
あまりにも、その維新が強引なやり方をするんであれば、我々も強引なやり方に対抗出来る方法で、
対抗する事になると思います。


ナレーター:それでも維新は、反対派の自民、民主の府議を排除し、維新に交代。


―2014.07.01 会見
山中智子:(共産党 市議団幹事長) 
議員・委員を推薦するなどという事は、あり得ない。


ナレーター:
目には目を。
これに対し、野党が過半数を握る市議会がボイコットを決定。


―2014.07.02 会見
柳本顕:(自民党 市議団幹事長)
もう既に法定協議会ではなく、府議会維新の会の私的勉強会と何ら変わらないというふうに思ってます。

―2014.07.02 会見
橋下:
僕が当選した以上は、378,000の票の人たちの声を聞きながら進めて行きますよ。
そうじゃなかったら、民主主義なんか成り立たないじゃないですか。


ナレーター:
歯には歯を。
維新は、公明党の府議も維新に交代し、過半数を確保。
五カ月ぶりに再開した今日の協議会は、メンバー全て維新という状態に。


―2014.07.03 特別区設置協議会
紀田馨:(維新 府議)
この提案しといて質問するってのは、どうかなってところあるんですが、
恐らく他会派が、この場にいらっしゃったら、指摘するだろうなと思われる点
ちょっと指摘したいなと思うんですけども

浅田:その他

橋下:
だから他会派言いそうな事をみんなで言い合ったほうが良いんじゃないですかね。

何言いそうですかねぇ、共産党とかは。


ナレーター:維新の維新による維新のための会議


―2014.07.03 定例記者会見
橋下:いやぁもの凄い実質的な議論出来ましたねぇ。

木原:こういうのを世の中では、シャンシャン議会と言いませんか。

橋下:全然言わないすねぇ。


ナレーター:この異常事態を市民は、どう受け止めているのか。

―市民の声

市民男性A:
こっち(急ぎすぎ)かなと思いますけど。知らんまま(大阪都)になったら恐いじゃないですか。
なので、ちょっとこう説明して欲しいなっという。

市民女性B:
まぁ、こっち(早くして)かな、こっちにしとこ。
もうするんやったら早くして欲しいけど、ちょっと無理じゃないかなって思いますね。

市民男性C:
大阪の場合は、町の中が東京みたいに、しっかりしてないところが多いんですよ。
だから、もっとそういう事を検討してから。

市民女性D:
橋下さんだけがちょっと急ぎすぎてんかなっていう感じは。
みんな、反対の人も纏めてやれば、きっと良い事が出来るんやろけど、
自分らだけの見方では駄目ですよね。


ナレーター:
動き始めた都構想、野党なき協議会で、これまでの遅れを取り戻すかのように、
新たな区の名称、区役所の場所などを纏め、今月中に協定書を完成させる方針だ。

しかし・・・


―2014.07.03 特別区設置協議会
橋下:ま、出来れましては平成29年の4月をですね、4月まで行政の準備期間として与えてもらうという。


ナレーター:
来年4月の大阪都への移行は、現実的に不可能だと認め2017年4月とする意向を今日示した。

「やられたら、やり返す」は、いつまで?


伊藤:う~ん。

遠藤章造:
いやあのー僕、本当、ド素人がね、生意気な事言うようですけども、
い、良いんですか、これ。
維新の人だけで話し合ってて、こ、こ、なんか…

?:議論にならなさそうな…はい。

遠藤:「ごっこ」みたいな感じにしか見えないですけどね。

大谷:
そうですねぇ。細かい事いうと民法的にも問題があると思うんですね。
つまり、協議っていうのは、本来は色んな意見を戦わせて。
で、その中から相手を排除したという時にですね、それは協議会として成立してるのかと、
いう事になれば、片一方の側から「これ違うぞ」と、「法的根拠もないじゃないか」って言われたら、
どうしようもないと思うんですね。
こういうのを「劇団ひとり」って言うんですよ。

遠藤:我々の仲間で居ますけどもね。

伊藤:未来の大阪の為になる事をどうやって決めるかっていう事ですもんねぇ。

遠藤:
カメラ回ってるとこで、カメラが居てるの分かってて、ああいう事やっぱりやってるっていうのは
凄いなあと思うんですよ

大谷:感じですね。

伊藤:そうですねぇ。ほんとに議論しっかりして欲しいですね。




◆2014.07.04(金)ちちんぷいぷい

西 靖:凄い表現ですよ。「このままでは棺桶には入れない怒り」


石田英司:えー何それ。

西:死んでも死にきれん

桂吉弥:えげつないなー

西:えげつないですね。

桂:はい。

西:これ、なかなかえげつないですね。何の話でございましょうか。


石田:あっ、こんな事言うてはったんや

西:
ええ、先ほど秋山さんがもう見たくないと仰いました。
野々村竜太郎兵庫県議は、47歳でございまして、実は橋下さんの高校の先輩にあたります。
北野高校です。ねぇ、賢の高校ですよ。
で、実は、この人は橋下さんの政界進出に刺激を受けて、
自分も政治家を目指したいというふうに思ったんだそうです。西宮選出。
ただ、出る時にですね、大阪維新の会とは全く関係ないんですが、
西宮維新の会というふうに言いまして、当選してます。
で、大阪維新の会とは関係ございません。

石田:
あの時の統一地方選挙は、あっちこっちで、なんちゃって維新の会が出来て、
橋下さん「あれ、うちと関係ないから、関係ないから」言うたけども、名前だけで軒並み通っていったんですよ。
色んな自治体に居ますのは居ます。

西:
まっ、いわゆる維新が勢力をグンッと延ばしてる時期で、じゃ、うちも維新、うちも維新という、
なんちゃ、吹田維新の会とか、色々…

石田:
そう、だから維新の会て名の付くところで、「うちと関係ある」と言うてんのは、
愛媛県の松山の維新の会だけです。

西:それ以外の維新の会は…

石田:ザ・なんちゃってです。

西:
関係ない。
はい、で、「One大阪に似たOne西宮を言ってるが、始めから西宮は一つじゃないですか」と
お怒りモードの橋下さん。まぁまぁお怒りモードと言いつつも、
ここは本気で噛みつこうちゅう話ではございません。
棺桶にこのままでは入れないほど、野々村さんに怒ってるわけではないんでございます。

石田:でも、応援演説来てくれ言われて断った言うてはりましたもんね。

西:
で、実はもう一つ、一際大きな声で怒りを滲ませまして、
人生最大の裏切りを受けた。このままでは棺桶に入れない

ある党を激しく批判しております。どういう事なんでしょうか、VTRご覧ください。


ナレーター:
大阪都構想の制度設計を議論する特別区設置協議会
昨日、五カ月ぶりに再開されたのですが。
出席したのが松井知事、橋下市長と府議9人、全員が維新という異様な光景となりました。
先週、自民、民主の府議が維新に差替えられ、反発した市議会側が市議全員を欠席としたのです。

―2014.07.03 特別区設置協議会
坂井良和:
大阪市の職員の数というのが極めて多いんですね。
全国的に見ても是非、橋下委員にはその点を宜しくお願い申し上げたいと思います。

浅田:橋下委員

橋下:
いやあの、民営化プラン全部纏めてるんですから、あと議会で過半数さえ得て貰えれば、
なんとか維新に…


ナレーター:維新同士のやり取りにどこか違和感が漂いますが。


―2014.07.03 特別区設置協議会
橋下:
いかに今までの法定協議会が、あのー不毛な、あのー法定協議会だったかっていうのが
はっきりしたと思うんですよ。
維新の会以外のメンバーがですね、ほんとに妨害して来たなという事を痛感しました。


ナレーター:
維新だけの協議会は、当然ながらもめる事なく終了しました。
棺桶発言が飛び出しのは、この会議後でした。


―2014.07.03 定例記者会見
橋下:
裏切られたっていうのは、もうずっと思ってますから、このままでは僕は死にませんよ。
棺桶に入れない。ええ。


ナレーター:
恨み節の相手は、二年前の衆院選で選挙協力しながら
大阪都構想では維新と協調路線を取らない公明党
人生最大の裏切りとまで言い切り、対決姿勢を強めています。


―2014.07.03 定例記者会見
橋下:
まさにこれ民主国家なわけですから、あー何か銃を持って何持って、やり合うってわけじゃなくて、
選挙で決着つければ良いわけですから。
人生最大の裏切りを受けましたから。
あーあとで、これは公明党のほうが修復してくれない限りは、
一生掛けてでも一緒に沈んで行きますよ、公明党の議員と


西:一緒に沈むという発言…

石田:一緒に沈むていう発想はなかったな。

桂:
せやけど、前、橋下さんがその何、出直しの市長選挙ですか、出る前は、
まだちょっと公明党さんに気ぃ遣うっていうか、法定協議会…

石田:そうですねぇ。

桂:公明党の人たちは残して、ほかを変えるみたいな事言うてはったから。

石田:そうです、そうです。

西:
言うてましたけどね。完全に、まぁ決裂したと言って良いと思いますが。
まぁ、その前に昨日行われた法定協議会、差替え、差替えって事がありまして、
全員維新の議員だけ、維新の委員が質問し、維新の委員がそれに答えるという。

秋山豊寛:ああいうのって茶番っていうの、茶番そのものじゃないですか。

西:これまでを不毛というのかあれを茶番というのか、ねっ。   ←何が不毛やねん

石田:ねっ。

西:
はい、ほんとに。
でー怒ってはるわけです、橋下徹大阪市長、そして維新の会代表。
協力関係から対立関係になった公明党、人生最大の裏切り、このままでは棺桶には入れない。
修復してくれない限りは、一生掛けてでも一緒に沈んで行く、
という表現を使っていらっしゃいますが、
なんでそんなに怒ってはんのんか、という事ですね。

まず、2012年の衆院選では公明党が候補を立てた選挙区では、日本維新の会では候補を立てないと、
いうまぁ選挙協力をしたわけです、住み分けましょねと、いう事ですね。
で、都構想っていうものが最初に出た時に、公明党は真っ向から反対という事ではなくて、
これは検討しましょう、
基本的にそういう住民立地の形を考えるのはありですよっていうような表現をされてました。
でー、住民投票までは少なくとも協力すると約束したんだと、いうふうに橋下さんは仰っています。
が、特別区を置く分割案の絞り込みをずっとして行く中で、
その法定協議会をずっと作って行こうという中で、
公明党が「ちょっとその議論の進め方、早いですよ」と、時期尚早という事で反発をしました。

その事に関して、橋下さんが今度は宗教を説く前に人の道があるだろう」
いうような表現で、公明党を批判しました。
そうすると公明党は、「何を」と、いう事で非常にここで感情的に。

石田:
もうちょっと、これがちょっと修復不可能ですね、あの一言がね。
で、吉弥さん、仰ったように、最初は公明党は同じ反対でもね、
もうちょっと建設的な反対意見を言ってるという事で、橋下さんがね、だから残したんですけど、
というか、やっぱし、その後やっぱり仲良くもっぺん仲を修復出来る余地を残したんやと思うんですね、
その時、二人残したていうのは。
でも、結局あの発言が決定的になって、もう対立になりましたねぇ。

西:そうですねぇ。

石田:うん。

西:議論のあと、いや、ええ議論やったなって言えるかどうかっていうのは、凄くこう大事なんですけどね。

石田:大事ですねぇ。

西:ええ、なかなかそうならない。

石田:
特にこの大阪都構想、まだ設計の途中なんで、実は橋下さんらが出した、こんな効果が出るよっていう数字が
いや、これ別に大阪都構想関係ないですやんみたいな数字が入ってたり、色々したわけですよ。
だから、この数字おかしい、おかしい、おかしいってやってて、
それを反対て言われたら、ほかの議員の人は思うでしょうね。

桂:なるほどねぇ。

西:
まぁ協力から一転、対立関係になっていました。
でーこの事から、もう恨み節は深いですよ。

次の衆院選、任期満了に伴うというタイミングであれば、2016年になりますけれども、
公明党の現職議員が居る全国の選挙区に対立候補を維新の会は立てると。
北海道、東京、神奈川、大阪、兵庫、対立候補を擁立すると、選挙で決着をつける考えを示しました。
もうちょっと、これは政党としてというよりは、宮本さん、かなり…

宮本勝浩:個人的な感情があるような気がしますねぇ。

西:ねぇ、という感じになってきております。

石田:
こういうまぁ、小泉さんの初期の頃もそうなんですが、
こういう喧嘩民主主義みたいになって、ある種こう快哉叫ぶ時期もあるんですよね。
閉塞感があるときは。
今ちょっと状況変わってるんで、これ喧嘩民主主義、見さされるほうは疲れてくるんすよ。
そんな事ないですか?
もうちょっと話し合ったらどうとか、いうふうに思ってきません?

西:
ねぇ、そのさっきも言いましたけど、話し合って落としどころ、
民主主義っていうのは、数で決めるだけじゃなくて、数でまぁ当選して出て来た人らが
じゃ、お互い話して、落としどころどこですかねぇっていうのんが、民主主義という気がするんですね。

石田:
特に、首長さんと議会がこれ拗れてます。
拗れてるときて、昔の福田さんが首相やってはった時に、可哀相なぐらいって、
自分で言うてはったでしょ。
だから、やっぱり話し合わなしょうがないですよね。
徹底して、しんどいですけど。

宮本:ほんとはね。

西:
でー都構想についてまぁ7月中にも、この協議会で協定書というのを決めるんだとしておりますけれども、
昨日の話で、大阪市を廃止して再編する特別区の区割り案、区割り修正案ていうのを決定しました。

これ維新の委員だけですので、非常にスムーズに決まるわけでございます。
でー五つの特別区に再編しますと、これ都構想っていうのが、
大阪府と市を一緒にするんだっていう話だったんですけど、結局大阪市を解体する話に今なって…

石田:そうすね、なってますね。特に、堺はもう外れてますから。

西:
やらなかったんでね。
現在の24区を五つの特別区に再編します。

でー今回、修正案で福島区をじゃあ西区じゃなくて、北区にしましょうとか幾つか修正したんで、
人口が結構ばらついたんですね。
大体4、50万、5、60万で平らにしようて言ってたのが、西区は34万に対して北区は63万と人口格差が…

石田:北区は裕福ですよ、これ。

宮本:そうですねぇ。

西:かえって広がったと。

石田:だって大阪、新大阪、十三、京橋、入ってるわけでしょ。

西:うん。ねっ。

石田:福島とかあの辺も…

西:宮本さんは、この辺りはどうご覧になりますか。

宮本:
前はね、大体40万~50万台だった。
それが今言われたみたいに、西区が34万で、南区は69万だからちょうど倍なんですね。
なんでこういうふうになったのかというね。
で、さっき石田さんが言ったみたいに、北区は非常にね、裕福かもしれない。
そうすると、税収のアンバランスが出て来るので、この人口、
こういうふうな区割りをするていう説明をもうちょっと、やっぱりちゃんと丁寧にすべきでしょうね。
前の案と全然ちゃうやんかと、いう事になってきますんでねぇ。

西:
ええ。勿論その外された側、自民、公明は昨日の法定協議会っていうのは、
維新の会のメンバーだけでやったもんだから、自作自演だという批判はあります。

ただまぁ、スケジュールとしては7月中に、こういう案を示させてくれと、いうものを作って…

石田:
で、議会で否決されて、来年の統一地方選挙で、どうですかっていうふうに、橋下さんは言いたいんですね。
これ議会否決したけど。
でも、だから恐らくね、来年の統一地方選挙は、この都構想の中身そのものよりも、
橋下さんの手法が良いか悪いかという、こういう選挙になる、そういう気がします。

西:
因みにでございますが、都構想ちょっと時間が掛かっていて、当初よりも二年遅れるという事も
橋下さん、昨日仰って。

二年遅れるっていう事は、もう一期市長をやるかもっていうか、
市長選に出るかもという事も言及はされています。


以上です。


6億も使て何のための出直し選やったんやろな?

2/14(金)に放送された「報道するラジオ」大阪市の橋下市長辞職へ~出直し市長選の意味は?
ここで発言されてる他会派の指摘どおり。

妨害されたから設計図が作れないていう橋下の言い分も
公明党に裏切られたから都構想の実現が遅れるていう言い分も
結局は、責任転嫁の為にデタラメ発言をやってるだけ。

このラジオ番組での辻義隆公明党市議の発言

これに対して維新の坂井は反論してるけど、
橋下の言う「裏切り」が事実かどうかは、府民にとってはどーでもええ事。
むしろ、市・府民の生活に影響する大切な事を候補者云々条件にされるのは迷惑な話。

石田は「大阪都構想関係ないですやんみたいな数字が入ってたり、色々した
て言うてたけど、ここの部分をもっと詳しく報道すべき。
橋下が「妨害!妨害」てメディア通じて喚く以上に、もっともっとテレビで詳細に伝えらなアカン!

どの番組もお笑い芸人とか、しょーもないコメンテーターの意見なんか聞かんと
ちゃんと他会派を出演させて事実を伝えるていう本来の仕事を全うせえ!
他会派の都合もあって出演が難しいなら、ちゃんと聞きに行けばええやん。
テントーに自分らの感想を日々繰り広げるよりも他会派に意見求めて伝えるべき。


橋下は他会派だけに責任を押しつけてるだけやなく、有権者の責任とも発言してる
2014.06.27(金)アンカー『委員の入替強行』&橋下会見『責任は有権者』  

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・ABC朝日放送 http://asahi.co.jp/publicity/#cate02

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・よみうりテレビ http://www.ytv.co.jp/bangumishinsa/index.html



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