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2013/07/01
2013.06.26(水)大阪市会 都市経済委員会 木下吉信議員「訪米中止に伴うキャンセル料について」
5/21(火)、大阪市会 財政総務委員会にて、自民党の木下吉伸議員が
「従軍慰安婦・風俗発言等 一連の橋下市長の発言について」質疑されたので、
それに関連して、6/5(水)「訪米中止キャンセル料について」をアップしたんやけど、
6/26(水)の都市経済委員会でも、木下議員が「訪米中止に伴うキャンセル料について」
質疑されてたので、文字にしました。(聞き間違い等ご指摘を!)
木下吉信議員(自民党 阿倍野区):
まず冒頭、資料の配付をお願い致します。
今回、実は橋下市長にもご出席を頂きまして、アメリカ出張が急遽中止という事になりました。
で、そのキャンセル料が公費で支出されるという報道が一部であり、
確認をさせて頂きたいと思い、委員長のお許しを得て質疑をさせて頂きたいと思います。
今回のキャンセル料、公費で支出されるというふうに伺っておりますが、
まず、その理由と根拠を教えて下さい。
経済戦略局都市間交流担当課長 鳥山孝之:
今回の出張は、サンフランシスコとニューヨークの二都市を訪問して、
民間活力を利用した地域開発など、米国における先進事例を調査するほか、
訪問都市との交流を深めると共に、現地企業等との連携の可能性を探る事を
目的として考えておりました。
今回の出張中止につきましては、中止を決定した当時、予定していた訪問先との調整が
困難になった事や現地での安全面の確保等を考えると、
行政目的を達性する事は困難であると判断した結果、
この公費支出については、職員の旅費に関する条例、
及び同施行規則に基づき、公費支出の手続きを進めておるところでございます。
木下議員:行政目的て何ですか?
鳥山:
只今申し上げましたように、米国の先進事例を調査するという事、
並びに現地の姉妹都市等との交流を深めるという事を行政目的として考えておりました。
木下議員:
ちょっと違いますね。
先日の財政総務委員会では、私は市長に質疑をさせて頂きました。
その際、
「アポイントメントがなくても行くんだ、その街の空気や雰囲気を肌で感じるだけでも
価値がある」という市長自身の行政目的について、
議会で明確に答弁されておられるわけであります。
今回、訪米中止については、市長の不用意な発言によって、
各方面で、さまざまなハレーションが起こって、
市長自身が行けなくなったという事ではないのですか。
当初は、それでも公務なんだから、行くという強い意欲を示しておられましたけれども、
何故、中止されたのか、きちっと事務方の、まずご答弁を頂きたいと思います。
鳥山:
只今ご答弁申し上げましたように、中止を決定した当時でございますけども、
予定していた訪問先との調整が困難になっておりました。
或いは、現地面での安全面の確保等を考慮致しますと、
これは行政目的を達成する事は、出来ないというふうに判断したしだいでございます。
木下議員:
ではちょっと鳥山さん、もう一つ。
先方から正式に、面会をしないという連絡はなかったと伺っておりますけれども、
それは、どういう事なんでしょうか。
鳥山:
先方との調整は進めておりましたが、正式な形でのキャンセルというのは、
入っていなかった状況でございます。
木下議員:
という事は、市長の先だっての財政総務委員会での訪米目的についての議会答弁、
今の鳥山さんからの正式に面会拒否という、正式な連絡はなかったという事であれば、
訪米中止の理由がよく理解出来ないわけであります。
そこで市長まず、今回どういう理由で、訪米中止を決断されたのか、ご説明頂きたいと思います。
橋下:
あのー、訪米中止を決定しましたのは、僕ですから、あの、事務方が判断したわけではありません。
あのまず第一は、議会で、えー、そのように木下委員からですね、
かなり厳しく、これは中止すべきではないかという意見が出た事。
これは大変重い、あのー、ご意見でしたので、えー、それを最大限尊重しました。
あのー、色々議論させて貰いましたけども、最後結句のところでですね、
えー、訪米は中止すべきだという事を最後締めて、えー、終わられましたのでね、
えー、まっ、それの意見を最大限尊重して、あの、まず中止をしました。
それからあの、正式には、あー、キャンセルの通知は、あー、先方からありませんけれども、
これはやはり、あのー、自治体外交上ですね、内々に向こうの情勢を
きちんと色んな、あー、チャンネルを通じて把握をするという事をやっていますので、
えー、これはやはりあのー、サンフランシスコの市議会の決議を
非難決議を見てもお分かりの通り、先方もですね、大阪市民には敬意を払うと、
大阪市は、引き続き都市間交流、まぁしっかりやっていくと。
ただ、市長である僕自身の、その発言については、あー、これは断じて許す事が出来ないという
まっ、そういう決議ですから、あー、やはり正式にはですね、大阪市に対して、
えー、そういうキャンセルの通知というものは出さなかったというのは
向こうの配慮だと思いますね。
ただ、こちらの色んなチャンネルを通じてですね、えー、内々に情報を収集したところ、
おー、やはり、いー、訪問日程が困難であるという情報も把握をしておりました。
あー、それプラス、現地での、まぁ情勢といいますか、
あー、これも、あの、安全面というところなんですけども、そういう情報も入ってきました。
このような事を総合してですね、えー、今回は、あー、訪米中止という判断をしました。
勿論、あの、おー、議会でですね、えー、ほう、訪問日程が入らなくても、
その雰囲気を感じる事も重要だという事を答弁しました。
これあの、僕自身ですね、あのー、市長という立場は、行政の長という立場と
それから政治家という立場があります。
ですから、政治判断をしていく為には、その雰囲気とか、まっ、その状況、
そういうものを感じていく。
これあのー、うめきたをやるにしても、御堂筋の、おー、色んな今取組をやるにせよですね、
そういう事は重要ではありますけども、
しかし、もう一方は。あの、行政の長という立場もありますので、
まっ、ここはきちんと事務方にですね、行政目的というものを精査させたところ、
やはり今回は、行政目的を達成する事は困難だという事をあの、報告を受けましたので、
まっ、それと議会でのご意見も踏まえて、最後総合的に判断をして、
訪米中止という事にしました。
木下議員:
あのー、姉妹都市の交流というミッションであればですね、
今回の出張が決められた段階で、公務としての位置づけになっておるわけであります。
公務であれば、市長が訪米を中止なさる、今ご発言があったように、
市長に対するアレルギーが向こうにあって、なかなか行く事が困難だという事であれば、
公務であれば、当然、代理として副市長の訪米という選択肢もあったはずですけれども、
検討はされたんですか?
橋下:
今回あのー、単なる、うー、交流記念事業といいますか、交流目的という事だけではありません。
えー、これはあの企業の視察、また先方の、その企業のですね、トップとの面会、
いー、それとこれ、ニューヨーク市なんかではそうなんですけども、おー、
いわゆるBIDというですね、その地域のまちづくりのやり方、あー、
こういうところの、まっ視察というものが、あー、主な目的となっていましたので、
ここはやはり、あの、副市長で、えー、代替出来るものではないという判断をしまして、
えー、まっ全て、訪米中止という事にしました。
ただ、交流というところはですね、ここはきちんとやっていかなければなりませんので、
僕の問題とは別ですから、これは今後、副市長が、あー、さまざまな、あー、
いわゆる、うー、交流の、その記念事業においてですね、えー、
副市長が参加するという事も今後しっかり考えていきたいと思っています。
木下議員:
キャンセル料の公費負担について、実は5年前の平成20年2月、
我々議員団で、ブラジルのサンパウロ州を訪問した際、私が団長を務めさせて頂きましたが、
民主党の田中豊議員と自民党の床田正勝議員がキャンセルをされました。
床田議員は40万円、田中豊議員は、20万円のキャンセル料を個人負担されたわけであります。
この時の国際交流の説明では、公費でキャンセルの適用を受けるのは、天変地異、紛争、
そして訪問先のアポイントのキャンセル、及び本市議会の日程等が組まれた場合など、
不可抗力によるものが対象であって、本人の病気等の都合は自己責任であり、
個人の理由によるキャンセルは、公費で支出出来ないと言われました。
市会事務局にも出席要請をしております。
このキャンセル料の個人負担、間違いがないかどうかだけ、ご答弁ください。
市会事務局総務担当課長 小西尚典:
只今、委員からご質問のありました海外視察は、大阪市会議員海外視察団として、
姉妹都市親善訪問、議員活動調査、環境都市計画まちづくり等の土地行政調査などの
目的としまして、平成20年2月4日から13日に掛けまして、サンパウロ市、クリチバ市、
ニューヨーク市、及びワシントンD.C.を訪問したものでございます。
平成19年12月28日の本会議におきまして、議員10名の派遣が議決されましたが、
1月21日と2月4日に、それぞれ一名の議員から不参加の届け出が提出され、
各々派遣議員の変更が本会議で報告されております。
当時の詳しい状況までは分からないところでございますが、支出の経過から申し上げますと、
本件、出張に関する、いわゆるキャンセル料につきましては、公費の支出は行われておらず、
お二人の議員のキャンセル料につきましては、個人でご負担頂いたところでございます。
木下議員:
同じ旅費に関する条例、施行規則、旅費規程、五年前から一字一句変わってないんです。
ちなみに、平成9年には、自民党の勝田重春団長の下で行われたブラジル視察の際、
公明党の中西建策先生がブラジルへ向かう途中、経由地であるマイアミ空港で、
後援会の会長さんが急逝されたとの一報が入り、急遽帰国されました。
この時も個人の理由との事で、自費で負担されておるわけであります。
これまでキャンセル料の公費負担の適用例は、平松市長の1件だけと伺っております。
二年前の平成23年4月に、ミラノ州を訪問する予定だったのが、
東日本大震災の為に中止となった事例だけというふうに伺っておりますけれども、
それで宜しいでしょうか。
鳥山:
過去の事例でございますけども、平成23年4月12日~17日に掛けて、
市長以下3名が海外出張を予定しておりましたが、東日本大震災の関係でキャンセルをしております。
この経費につきましては、公費支出をしておるのは間違いございません。
木下議員:
震災から一カ月後、4月の事です。被災者の受入住宅の手配、
或いは、南港には透析患者の受入施設を作ろうという事で、
呑気に外遊している場合ではないというのが不可抗力の対象として、
我々も理解をするところであります。
このように、これまで厳格に運用されてきた旅費規程が、何故橋下市長になると、
このような解釈になるのか分かりません。
市長の発言がなければ、この出張は行けてたんと違いますの?
または、副市長が行く事だって考えられたんと違いますか?
理事者6人か7人、一緒にメンバーに入ってるんです。
結局、市長が止めたら皆、止めるんですか?その程度の公務なんですか?
市長、いかがですか。
橋下:
まずあの前提の、おー、認識なんですけどもね、えー、僕自身、あのー、今回の発言でですね、えー
まっ、こういう事態になりましたけれども、これはあの見解の相違だというふうに思っていますから、
先方と、おー、きちんと意見交換、協議が出来るんであれば、しっかりやっていきたいと思っています。
ですから、まず前提としてですね、えー、今回、えー、
僕はこれは見解の相違だというふうに思っていまして、政治的な、まぁ色んな発言でですね、
えー、相手方がどう思われるか分かりませんが、それでも、おー、そこまで、そういう発言、
これはやっちゃあいけないという事になれば、政治家としてのやはり発言、
何も出来なくなってしまいますので、これは、あのー、まだ今、僕の発言自体がですね、
えー、違法性があるのかとか、そういう話ではないですから、
まずそこはちょっと前提として置いて頂きたいんですね。
ただ、僕の発言自体で、確かに先方のほうが、あー、不快な思いをして、
こういう事態になった事は、これはもう間違いありません。
ですから、それでですね、えー、公費を支出するという事については、
確かに、この点は市民の皆さんにお詫びをしなければいけないし、
まぁ、こういう事で税金を使ってしまう、まぁ要は、行政目的何も達成出来てない中で、
公費を支出するという事は、これはもう申し訳ないというふうに思っています。
ただ、
あのー、今回のような事態で、僕の代わりに副市長や理事者だけを送るっていうわけにも
いかない、そういう事態であった事も理解をして頂きたいんです。
それと、キャンセルろうに、キャンセル料につきましてはね、
何も規定の、おー、何か解釈を僕になってから、げん、あのー、緩めたとか、そういう事ではなくて、
まっ、議員団の、まっ、その当時の5年前の話ですから、あー、
僕もそこまで詳細には把握はしておりませんが、これはあの規定上はですね、
任命権者、これ、議員団の、おー、構成っていいますか、これ議長が任命する事になるんですかね。
形の上では。その場合に、あの、規定上ですね、任命権者にきちんと申請をして、
任命権者が判断出来る事になってるんですね、当時の議長が。
ですから、今回は、僕の判断で、えー、旅行命令っていうものを取消、変更しましたけれども、
当時これ、議長がですね、まっ判断をすれば良かったところでありまして、
勿論、色々理事者が色んな説明をするのかも分かりませんけども、
最後は、これは議長判断です。
ですから、そこも、あの、ご理解を頂きたいと思っています。
木下議員:
よく分からない説明でね。
まず、この旅費規程の中でいくと、旅行命令の変更というのがあって、
旅行者は公務上の必要、または天災、その他やむを得ない事情により、
旅行命令に従って旅行する事が出来ない場合には、変更する事が出来るというふうに書いてあります。
つまり、やむを得ない事情なんでしょうか。
今回の訪米中止の原因は、ただ単に、
市長自身の不用意な不適切な発言が原因ではないんですか。
何故そのキャンセル料を市民が負担しなければならないのか、まだ私には理解出来ません。
市長自らの発言が原因で、キャンセルされたんであれば、
市長自らがご負担されて然るべきではないですか。
何の罪もない市民が、
何故市長の発言の尻拭いをしなければならないのか、
私には分からないんで、もう一度分かるようにご説明を頂きたい。
公費を支出する以上は、市長自身も市民に対して納得のいく説明責任を
果たして頂きたいと思うんですけど、いかがですか。
橋下:
僕の発言を不適切かどうか、不適切と取るかどうかっていうものは、相手によるところでありまして、
僕自身は、自分なりには、あー、きちんと説明をした、自分なりの発言には
問題ないというふうに思っています。
あのー、政治家、まぁ我々もそうですし、議会の皆さんもそうですけれども、
勿論、これ違法性のある事をやれば問題です。
あのー、これはきちんと個人で賠償負担しなければいけませんけれども、
違法性がない中で、不適切かどうかというものは、ある意味見解の相違だと思うんですね。
もし今回の件でですね、例えば、あー、個人で負担せよという事になれば、
そうであれば、あー、違法性がない中での負担という事になりますとね、
オークの、おー、例えば、えー、信託事業なんかで700億円、今これ賠償責任負わされる可能性もあります。
オスカーでは、200何億円ですねぇ。
これ、議会は、あの、議決してますよね。
ただ、僕はそれ議会の議決っていうものは、当時の議会の色んな政治的な判断の中で、
判断されたと思うんですよ。
ですから、それ違法性はないというふうに思ってますよ、僕自身は。
あー、まぁ当時の、おー、支出者のほうが、あー、違法性、えー、認識、
違法性っていうものを認識した上での支出という事になれば、
これはまた住民訴訟の対象になるんでしょうけども、
ただ、これやっぱり自分が正しいと思ってやった事についてですね、
そら時と場合によっては、相手方の受取方とか、そういう事も色々ありますし、
結果として、こういう事にもなってしまった。
だからやっぱり、これは個人で負担をするという事であれば、
しっかりと、どこが違法だったのかっていう事を指摘して頂かなければいけないと思うんですね。
あの、発言と、それよってのキャンセル、損害、単なるそこに関連性があるじゃないかと
いう事だけでは、これやっぱり個人負担という事にならないと思います。
道義的な責任は感じてますよ、それは。
だからあの、決して、あのー、当然これ支払って貰うべきだというふうには思いません。
あの、大変それはもう行政目的も達する事が出来なかったので、
申し訳ないと思っていますけども、
ただ、それを言い出すとですね、違法性がないのに、個人負担しろという事になれば、
そうであれば、あ、オスカーの700億円とか、あー、そのほか、あー、ごめんなさい、
オスカー200億円、オークでも700億、そのほん信託事業なんかでも、何百億。
こういう事で、議会が、じゃあ議決した事の責任はどうなるんですかという事にも
繋がると思うんですね。
やっぱ違法性がないんであれば、個人負担がないというところは、
しっかり原理原則として抑えて頂きたいと思っています。
木下議員:
あの、話がねぇ、違う。
あのー、根本的に、今回の訪米中止の原因は何ですか?
市長自身の発言が不適切であったから、市長も混乱を招かない為に、
中止をされたんではないんですか。
先日、否決をされましたけれども、自民、みらい、共産が提出した問責決議案。
そして、公明党さんが提出した「猛省と責任の自覚を促す決議案」
いずれも同じ内容であります。
ここには、大阪市政と関係のない一連の発言に対して、
ちょっと中略しますけども、
大阪市民に対する謝罪は一切ありません。
市長でありながら、市政を大きく混乱させており、
国際問題にまで発展しつつある事は、由々しき事である。
最後に、市長は今般の事案を猛省し、自らの政治的責任を自覚した言動をされる事を強く求める。
結果的に、二つの案が出されて、両方とも否決をされましたが、
維新の会を除く、全、残りの会派が全て、この内容の文章に同意をしているわけであります。
今の答弁、この決議案、否決された後、市長自身は記者会見で、
「維新を除く会派が全てこの文章に同意をされた事については、
重く受け止めなければいけません」と、発言をされています。
今の答弁の、どこに反省があるんでしょうか。
自らの不用意な不適切な発言、まぁ、適切か、適切でないか、
でも、結果的には、適切でなかったから、訪米を中止せざるを得なくなったのではないのかな。
この発言で、発生したキャンセル料を、これまで前例のない取り扱いをしてまで
市民に負担をさせようとしている行為に、どこに反省があるのか、
再度、答弁を求めたいと思います。
橋下:
あの、議会でそういう僕に対しての要請が来た事は、重く受け止めなければいけませんし、
誤解を生んでしまったっていう事については、そら誤解を解いていかなければいけない。
そこは、あの、きちんと、市民の皆さんに誤解を生んでしまった事については、
申し訳ないというふうに思ってますけども、
発言自体については、僕はあの、不適切だというふうに思っていませんので、
これはきちんと、あの説明をしていきたいと思っています。
あのここはですから、見解の相違という事になってしまいますのでね、
あのー、僕自身は、この、おー、一連の発言についてですね、
えー、米軍に対しての発言は、これはもう謝罪、いー、撤回をしましたけれども、
おー、慰安婦を巡る発言については、あー、繰り返しになりますけども、
おー、僕自身が慰安婦を正当化した事はありませんので、
それ慰安婦を正当化したというような形で、先方に伝わって、
このような慰安、えー、非難決議になっております。
また、事実が違うところ、事実と違うところについては、
これはしっかりと、やっぱり主張していかなければいけませんので、
えー、中身について、僕は発言自体については、
何か問題があるという事には思っておりません。
ただ、誤解を生んだりとか、きちんと伝わってないところについては、
これからしっかりと説明をしていきたいと思っています。
木下議員:
説明をしていきたいて、私が求めてんのはですね、
公費を支出する以上は、市民に対して納得いく説明をして下さいという事であって、
何もその慰安婦発言の、その適切か不適切かという事の
説明を求めてるんではないんですよ。
あのね、公務として位置づけられてるミッションであれば、
市長がキャンセルした段階で、副市長という選択肢があっても然るべきなのではないのかな。
でも、その検討すらされていない。
公務、公務と言いながら、市長の一存で全員の、遂行する理事者7人か8人おりますけども、
一存で、その全員の出張が中止となり、公務が軽んじられてるんではないですか。
今、いみじくも市長からお話があった、うめきたや南港、或いは御堂筋を始めとする
まちづくりについて、今回の出張が中止された事で、
市民の利益が著しく損なわれたんではないですか。
市長が行かなければ成立しない公務だったんでしょうか。
で、結果的に色んな理由があったにせよ、中止をしました。
そのキャンセル料、その負担を市民に押し付けるという事について、
私は今の答弁で理解出来ない。
我々、議会として市民にも説明しなければなりません。
きちっと市民に説明して下さい。
橋下:
ですから、僕自身は訪米しようと思いましたけれども、
先方が、あー、そういう状況にはないというような判断をされたわけですから、
行けなくなったというところです。
で、僕自身が行かなければ、今回は、その目的を達成する事が出来ない、
その、公務、公務というふうに言われますけれども、
じゃあ何故敢えて市長が、あー、行かなければいけないのか、
それはやっぱり、僕が行かないといけないから、こういう日程が組まれたわけですね。
そうでなければ、始めから副市長だったり、局長で行けば良いわけです。
僕自身が行くと、これも初めて、市長になって初めての、まっ海外日程という事で、
まぁ、通常のように形式的な、儀礼的な、そういう僕は海外日程は組まないと、
おー、そういう指示を出していましたから、あー、僕の代わりが務まるような、
そういう、うー、日程ではなかったが故にですね、
僕自身が行かなくなったら、これはやっぱり中止せざるを得ませんでした。
まぁ、あの、儀礼的なそのー、海外出張ってのは僕はやらないという事を
もう局に伝えていましたのでね、ですから代わりが務まらないと、
いうような、そういう訪米日程だったわけです。
ですから、僕自身は、これは行きたかったです。
ただ、それは先方の色んな、あ、理解、まぁ、きちんとした、こちらが発してる事について、
えー、まぁ、ある意味、誤報と言いますか、誤解を生んでる、そういう伝わり方をしたので、
先方がそれを受入られないという事になってしまった。
こういう事態ですから、まぁあのー、僕自身に、えー、何か始めからですね、
この訪米日程を、おー、取り止めようという意図的な、あー、そういう認識とか、
そういう事があったわけではありません。
まっ、政治家として、えー、自分なりの思いを伝えて、発言をした結果、
まっ、こういう事になったという事で、非常に残念な結果ではありますけれども、
おー、この点については、市民の皆さんにご理解を得たいと思っております。
木下議員:
理解を得たい割には、きちっと理解を得るような説明になってないのではないのかなと思います。
で、まだ今、公費支出の手続中というふうに伺っております。
そこで、今般ご就任をされた経済戦略局長さんが、担当局長であります。
井上局長にお尋ねをしたいと思いますが、今のやり取りを聞いてて、
局長として、公費支出の決済をなさるおつもりかどうかだけ教えて下さい。
経済戦略局長 井上雅之:
今、木下議員のご指摘されました今回の訪米中止に対しますキャンセル料につきましては、
公費を支出する要件でございます旅行命令の取消がもう既にされてますので、
手続を行って参りたいと思っております。
尚、この手続に対しましても、リーガルのチェックを頂いておりますので、
このまま図らせて頂きたいと思います。
木下議員:
一体、誰の為の市長さんなんかなあというふうな思いを強く持っておるわけであります。
市民の利益どころか、逆に自分の不用意な、不適切とは言いません、敢えて。
不用意な発言で市民に負担を押し付けるような形になって、
結果的には、法的には問題がないと開き直りとも取れる発言を繰り返されるわけであります。
今の答弁で、市民の理解が得られるんでしょうか。
私は、行政のチェック機関として、議会の責任として、今回のこのキャンセル料については、
きっちりチェックした上で、それぞれ態度を明らかにしていかなければならないというふうに
思っております。
我が会派としては、今回のキャンセル料の公費支出に関しては、
市民に負担を押し付ける事は出来ないと考えておりまして、公費支出については、
反対であるという事をはっきりと申し上げて、この質疑を終わらせて頂きたいと思います。
どうも有難うございます。
以上です。
木下議員の表情は見えへんけど、嘲笑ていうか・・もう呆れてたと思う。
木下議員の話を理解出来てないなら、タダのアホやけど
橋下の場合は、悪意のあるアホやからなw ルーピー以下かww
橋下は、いつも「申し訳ない」とか、一応「反省らしき言葉」を使うけど、
必ずていうてええぐらい、その次に出るのが「ただ…」や。
大抵の場合は「でも」「けど」「ただ」とかの言葉は、先に述べた事を否定する意味にもなる。
「ごめんね、でも」「ごめんね、けど」「ごめんね、ただ」
こんな謝り方をされても、ほんまに悪いと思てへんやろ!になるやろ。
謝罪する場合でも、どーしても言い訳ていうか、事の成り行きを説明したい人は居るけど
その言い訳とか、成り行きを説明してから謝罪するのとは意味がちゃう。
「なんたらかんたらで~、けど、自分が全面的に悪い、ごめんなさい」のほうが
まぁ、反省してると思えるけどな。
橋下の本心は「なんで僕ちんが責められるの?」とか
「コイツ、俺様に向かってクソ生意気な!」とか
「市民の税金は、俺様の金!」とかちゃうかw
橋下は「僕の発言自体でこういう事態になった事は、これはもう間違いありません」
て認めてるのに、
橋下の言い訳は、「先方の理解」「先方の判断」「誤報」「誤解」であって、
「発言自体については、何か問題があるという事には思っておりません」
てのが、橋下の中では大前提になってるから、話が噛み合わん。
つまり、「橋下の発言」は、キャンセルの「きっかけ」にはなったけど
「原因」は、「先方の誤解、見解の相違」であって、
違法性もないし、橋下曰くの「正しい発言をした」と思てるから、
「発言の真意を理解して貰えるように説明する」
って言い分なんやけど、
木下議員の「適切か不適切かという事の説明を求めてるんではない」が正論。
そもそも橋下の発言が正しいとか、適切とか、どーでもええ事で
橋下の発言が原因で、中止になったのが事実なんやから、
個人で負担せーよ!が当たり前。
まぁ、最終的には、市民が「橋下さんは正しい!公費でどうぞ!」なら問題ないんやろけどw
そんなアホ市民と橋下のせいで「何の罪もないまともな市民が尻拭い」
大阪愚民がどれほど居てるか参院選で問われるやろ。
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