2013/06/05

訪米中止キャンセル料について


橋下の訪米が中止になり、現時点(5/31報道)では松井だけが予定どおり訪米する事になってる。
維新の共同代表、幹事長として訪米すると誤解してる人も意外と居るんやけど、
訪米目的は、JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」を軸にした大阪活性化に
役立てる事などを目的に計画したもので、ニューヨーク市と、
大阪市と姉妹都市のサンフランシスコ市を訪れて、両市長との面会や現地企業との交流が
一応の?名目で、橋下と松井が府職員、市職員を引き連れて行く事になってた。


そもそも、この訪米自体が無駄やと思うけどな?
この件について、橋下の言い分とかを纏めとく。

2013.05.21(火) 大阪市会 財政総務委員会にて、自民党の木下吉伸議員
「市長の一連の発言の真意について、市長の知事との海外出張について」質疑。(動画31:55~)
まだ、橋下の訪米が中止になってない時の質疑なんやけど、
海外出張については、01:16:00~ぐらいから質疑してる。
木下議員は、知事、市長雁首揃て渡米して、日程がズレてるのは反日だけで、
これ以外ずっと同じ行程になってる事に対して、これこそ二重行政では?
ちゅう指摘をしてるんやけど、
これに対して橋下は、
二重行政の典型です。まさに都構想になればなくなる」て、ヌケヌケと答弁w
都構想になったら、知事と一緒に行く必要がなくなる」ちゅうてるねんけど、
その二重行政をなくす為に、お前ら二人が大阪牛耳ってるんちゃうんかい!
木下議員も指摘してるけど、結局は、維新と市長の線引きが出来てない事が一番の問題。
公務さぼって選挙演説したのも、大阪の為にやってると居直り。

木下議員の「延期か中止」を求めた質疑に対して、
この時点では「これからの状況の推移を見て判断する」て答えてた。

(※木下議員の次に、共産党の山中智子議員も慰安婦について質疑してます)

で、2013.5.28(火)退庁時のぶらさがり取材で、慰安婦についても質問あったけど、
訪米中止になった件にも触れてるので文字にした。

記者:特派員協会で理解を得られたとお考え?

橋下:一回では無理でしょう。

記者:何回もやりますか?

橋下:
何回もというよりも、どういう事かと問われれば、こういう主旨ですと説明し続けるしかないですね。
一回や二回で、もう考え方が固まってる認識を、それについてちょっと違うんじゃないですかと
いう事を言おうと思えば、一回や二回では無理です。

記者:各国の記者の反応については?

橋下:
各国の記者の慰安婦問題については、一定の考え方というのが固まってますから
そりゃ僕が言う事に関しては納得が出来ないと各記者が言うのは当然。
ただ、慰安婦問題の河野談話の話だけじゃなくて、戦場の性の問題については
いきなりこんな事を持ち出して、論点のすり替えじゃないかっていう事の意見もありましたけども、
多分、この事を突き付けられると、世界各国は、きちんと反応は出来ないと思いますけどね。

記者:訪米中止が政治的発言で中止になった事については?

橋下:
いやっ、そういう事はよくある事だと思いますよ。
それは、あのー、国レベルでも色んな政治的な、そういう発言によって、
えー、お互いに訪問、そういうのは取り止めになるとか、そういう事はあるわけですから、
市長という立場には、政治家的な要素もあるわけですからね、
大阪市政の発言のみならず、その他の発言によって、色々行政が影響を受けるって事は、
当然ある事だと思ってます。それについては、あのー、
最終的には選挙による審判
そういうところに委ねられると思います。

記者:キャンセル料を公費、について批判もあり得ると思うが、これも同じく選挙で審判か?

橋下:
そうですね、法的には問題ないという事になりますので、
あとは、政治的な部分は選挙で審判という事になります。

(略)

記者:政治的なダメージというのはあるとお考えか?

橋下:いやっ、それはもう国民の皆さんが、有権者の皆さんが判断する事だと思いますね。

記者:市民に対しては、何か説明の言葉はあるか?

橋下:ただ元々、訪米日程
正式決定してたわけじゃないですからねぇ。

記者:訪米されるという事は、もう市長ご自身もこういう記者団の場でお話をされていますし…

橋下:
ただ、正式決定の前に言う事もあるでしょうしねぇ。
だから、しっかり正式決定する前の段階で、まぁ、色んなこういう状況の中で
中止にしたという事ですから、これを以てもう後は市民の皆さんに判断して貰うしかないです。

記者:
その市民が判断するにあたって、訪米に向けての色んな準備に掛かった費用
まぁ、こんだけでしたと、これを市税から使いますというような説明はどこかでする?

橋下:
議会からは求められればしますけど、
もし、そういう事になれば、今回の訪米日程に限らず、あのー、大阪市の事業で中止になる、
変更になるという事は、色々あるわけですから、それに掛かった費用、
その都度その都度計算するっていうのは出来ませんのでね、
まっ、議会から求められれば、それはきちっと答えます。

選挙で審判」は、今に始まった事ちゃうけど、
何よりビックリしたのは、「正式に決定してたわけじゃない」て発言。
正式に決定もしてないのに、キャンセル料が発生するんかよ!
記者には「正式決定の前に言う事もある」て、そら、あるやろw
けど、キャンセル料が発生するちゅう事は、色んな予約をしてたって事で
正式に決まってたわけちゃうて、聞き苦しい言い訳でしかない!
で、「後は市民の皆さんに判断して貰うしかない」て、
さっさと判断して貰えよ!

で、翌日、
2013.5.29(水)退庁時のぶらさがり取材でもキャンセルについて2社の記者から質問あり。

読売記者:キャンセル料について 

橋下:
いやー、それはお金について個人で負担するという事はないですよ。
そんな事やったら、何かやるたんびにそういう負担が生じてね、
全部個人で負担するのかなんて言ったら、こんな仕事出来ませんからね。
それは、あの、やりません。
ただ、法的に問題がなくても、やっぱり問題があるんじゃないかという、
適切ではないんじゃないかという指摘はあるでしょうから、
これは、あー、いわゆる選挙での審判でね、有権者に、まっ、判断をして貰う、あの、
有権者の審判で判断して貰うような事であって、えー、
確かに法的に問題ないから全部良いのかっていう問題ではないです。
それは一連のそういう自身の発言で、キャンセル料が生じたって事もあるでしょうから、
あー、そこに何らかの問題性っていうものを感じる有権者の方がいらっしゃる事も、
これは確かだと思います。
だから僕は、あの、法的に問題ないから自分は絶対正しいとは、そういうふうには思っていません。
ただ自らがですね、えー、その金額を負担しなければいけない、
まさにそれが法的な責任ですけれども、そういうところまでは考えていません。
もうそんな事言い出したら、あー、こんな僕のような仕事は出来ませんのでね。
えー、それは役所の方も色んな業務をやる中で、えー、損失とかそういうものが
出る場合もありますけども、それはやっぱり重大な、その故意とかね、えー、重過失とか、
あー、そういう場合に、まぁ、個人の、おー、求償と言いますか、
そういうものが求められているところでありますのでね、
僕はそうではないというふうには思っていますから、あー、自身で負担をする事はありません。
ただ、あー、不適切だったりとか、やっぱりちょっと違うんじゃないのと、
問題あるんじゃないのという有権者からの指摘がある事も、おー、認識しなければいけませんので、
これはある意味政治的な責任として、えー、議会からの追及に対して説明をするなり、
ないしは最終的には僕のような立場っていうのは、
まさにこういう事をチェックする為に選挙というものがありますのでね、
そこで有権者の皆さんが、あのー、しっかりと審判を下してくだされば
良いんではないかなと思っています。

読売記者:
選挙となると、市長選にもう一度出るという事なのか、別の選挙なのかは、
有権者としていつの選挙でっていう、ちょっとそれは…

橋下:
いや、それはもうどんな選挙でもあるじゃないですか。
維新の会が関わる選挙っていうのは、幾らでもあるわけじゃないですか。

読売記者:橋下市長ご自身の選挙だけでなくという…

橋下:
だけでなくともね、次の参議院選挙でもそうですし、維新の会が出る選挙でもそうですし、
住民投票もこれからあるでしょうし、色んなところで有権者はそのー、おー、
意思表明をする場があるわけですから、この件だけを捉えて、この件だけで
賛否を問うって事は、それは今の法制度の中ではないですからね。
それだともう完全な直接民主制というか、何でもかんでも一挙手一投足、全部住民の皆さんに
投票と、投票で決して貰わなければいけないのかって話になりますから、
これは今の間接民主制を原則としている、うー、日本の議会制民主主義の中では、
僕が関わる選挙の中で、厳しい判断を下していくという、あの、
有権者の責任の問い方っていうもので、責任追及して貰えればなっていうふうに思っています。

読売記者:
市長仰るように、不適切と感じる有権者、或いは市民は居ると思いますので、
選挙っていうのはいつかよく分からないのでですね、
そういった不適切と思っている有権者にどう説明するのかというのは、
あくまで議会の場で質問があれば、そういう形で説明をしていくと…

橋下:そうですね、それは。そうです、そうです。それが議会ですからね。

読売記者:それはホームページに見解を示すとか、そういう形で有権者に…

橋下:
いや、そこまでは、あのー、もうそれをやりだしたら、じゃあ役所もありとあらゆる事、
同じような事を全部説明なのかって事ですから、まさにそういう事の説明の場として、
議会があるんじゃないでしょうかね。

読売記者:分かりました。

続いて、ABCの記者からの質問(動画は06:06~)

ABC記者:キャンセル料について 

橋下:
ただでも、故意で、また重大な過失をもって、えー、この損害を生じたわけではなく
僕にそういう意図がない中で、責任、責任と言われますけどもね、
やっぱり、その日本のその責任の体系違法性と、それから、あー、
責任有責性っていうところがあって、責任を問われるわけです。
あのー、全て結果責任をっていう社会ではないはずなんですね。
今回、僕自身の、いわゆる見解、まっ、そいうものを述べた事によって、えー、
それは、あー、先方がそれに対して、えー、まぁ、違う立場だったという事です。
うー、そうであれば、それが違う立場だったというのは、相手の立場だけであってですね、
僕自身は、自分の考えを述べる、見解を述べる、
これ自身が許されないって事になってしまうのかって事ですよね。
ですから、僕自身が敢えて今回、相手方を傷つける意図があったとか、あー、
それから、この、そもそも訪米日程を中止させる意図があたっていう事であればね、
僕自身が、それは費用を負担しなればなりませんが、
訪米日程をそもそも中止させるなんていう意図はなく
たまたまこれは、見解相手方とは合わなかったっていう事ですからね。
これは僕は、いわゆる、あのー、今の日本社会における責任問題、
問われる責任とは違うと思いますね、ええ。

ABC記者:
法的責任の問題ではないと思いますけども、その故意がなかったていうのも分かりますけども、
ただ、やはり市政とは関係のないところで起こった問題ですので、
市長が一政治家として発言された事の結果としての責任ですよね。
それは、一政治家として責任を取られたほうが宜しいと思いますけど。

橋下:
いやっ、ですから、その責任っていうものは、政治家の責任ってものは、
最後は有権者が、そのー、投票行動を通じて責任を追及していくっていうのが
最後の責任なんじゃないでしょうかね。
もし、これ、市政と関係ないという事であれば、プライベートでですよ、
じゃあ、何か事故をしてしまいました、あー、病気になってしまったから、
キャンセルになりました、こういう事も、じゃあ問題なんですかねぇ
だから、だから、じゃあ、その線引きでね、市政とは関係ない発言で、
訪米が中止になりましたっていう事が問題となるんであれば、
じゃあ、市政とは関係ない自身の体調管理の問題でね、あのー、
訪米出来なくなりましたと、キャンセル料が発生しましたと、病気の時は良いんですかね。
それは正当性があるんでしょうかね
じゃあ、その時に体調管理が悪くて、えー、体調崩してしまったとか、
これもやっぱり責任になるんでしょうか
で、発言という事も、僕は、やっぱりこれは、それぞれの個人の政治家が
思いを述べるというところは、違法性がある発言であれば問題ですけども、
そうじゃなければ、何も僕は問題ないというふうに思ってまして、
それは相手方がどう感じるかっていうだけの話ですからね。
相手を侮辱するわけでもなく、ただ見解が違うって事で、
こういう事態になったという事だと思いますので、僕はそれは、あのー、むしろ、そういう事で
えー、発言に抑制が掛かるって事のほうが問題だと思いますね。

ABC記者:
発言の中身を問うてるんじゃなくて、市政とは関係ないという事ですけど。
それともう一個、不可抗力でね、行けない場合の話を出されましたので、
それは不可抗力の場合は仕方ないと思いますけども、
例えば大阪市議会では以前ね、その行政視察に、直前になってキャンセルした議員は
自腹でキャンセル料払ってるんですね。
そういう例もあるので、別にこれは払う事は何らおかしい事ではないと思いますけど。

橋下:
でも、そのキャンセルにしたのが自分自身の理由かどうかですよね。
僕は自分自身でキャンセルっていいますか、行こう、あの、行けるんだったら
行きたいというふうに思ってたわけですよ。
じゃあ、その不可抗力っていう話と、じゃあ不可抗力でなく、市政とは別のところで、
過失に基づいて事故を起こしてしまって、行けなくなってしまったとか
じゃあ、こういう場合も全部キャンセル料を負担するのかって話になってきますよね。
僕は今回のキャンセル料っていうものについては、やっぱりもうちょっと冷静に見て貰って、
訪米日程っていうものを中止する意図だったりね、
訪米日程っていうものを何か妨害するような、そういう認識で、あのー、僕自身が、あー、
そういう行動を取ったっていう事であれば問題でしょうけども。
それから進めていた事に関して、全くの自己都合で、えー、止めるという事になればですね、
まっ、そうでなければ、いわゆる金銭負担の問題は僕はないというふうに思ってます。
ただ、あのー、まっ、これに関しては不適切だとか、責任取れっていう声もある事も
認識した上でですね、あとはもう政治家としての責任だと、政治的な責任だというふうに思ってます。

ABC記者:分かりました。平行線になるので

以上です。
ほんま、平行線やw
あー言えば上祐!そのまんま!
橋下は、ほかの政治家には辞職とかの責任て言うくせに
自分は、選挙でw
キャンセル料の責任追及されたら、
ほな、病気や事故ったら払わなアカンか!て・・・マジで呆れる。
こんなヤツの為に、囲み取材する必要なんかないやろ。
ノーペーパーで、質問がなくなるまでっちゅうのを自慢にしてたけど
同じ事ばっかり何回も繰り返して、もっと簡単に纏められる事を
ベラベラベラベラと時間無駄に喋るんなら、ペーパーに書けよ!
ほんま、前から何度も書いてるけど、
橋下の発言は、文字にするとよう分かるで。
2~3行もあれば済む内容を何行使てんねんってぐらい同じ繰り返し。

で、これらの一連の流れを

2013.05.30(木) 放送の「ちちんぷいぷい」でやってた。  
米訪問中止のキャンセル料問題についての部分の動画を文字にしとく。

石田:
橋下市長の訪米キャンセル料は誰が負担するんでしょうかっという話なんでございますが、
橋下市長(日本維新の会、共同代表)ですね。
来月のアメリカ視察の中止の表明をしはりました。
元々はですね、松井大阪府知事と共に、来月の10日~16日、一週間、
サンフランシスコとか、ニューヨークなどを訪問しまして、向こうの市長さんとか、
あと、シリコンバレーのIT企業の偉いさんとか、そういう方と面会する予定やったんです。
それを中止という事でございますね。

─VTR
橋下:中止で決定です。

記者:中止の理由について

橋下:
理由は、総合判断です。あのー、今のこの状況で、えー、僕が訪米する事について、
えー、まっ、メリットはないし、まっ、地元にも色々負担も掛けるでしょうし…

古川:
橋下氏は来月10日から、サンフランシスコとニューヨークを訪問する予定でした。
しかし、慰安婦制度は必要だったとの橋下氏の発言に、
サンフランシスコ市の幹部からも、訪問を止めるべきなどと批判の声が出ていました。
橋下氏は、訪米中に要人との面会などを計画していましたが、
関係者は、会ってくれる人が居なかったとして、
中止の理由の一つに、面会の調整が難航した事を明らかにしています。
大阪市によりますと、今回の訪米の経費は、市長と市職員7人併せて、およそ480万円で、
訪米中止による飛行機代やホテル代などのキャンセル料は、最大180万円と試算しています。

石田:
今日はね、発言の中身やなくて、キャンセル料にちょと注目してみたい。
誰が払うんでしょうかという話なんですねぇ。
まぁ、それに関して橋下市長は、
「いやっ、国レベルでも政治的な発言で訪問を取り止める事は、よくあるじゃないか」と。
「キャンセル料の公費負担は、法的に何ら問題はない。そういう事であれば、
問題があるという方が居はるんであれば、選挙での審判に委ねる事になる」と。
最後いつもこれ言いはるんですけど、この方は。最後は選挙やと言いはるんですけど。
市議会でも批判が強まっておりまして、ちょっとね、確かに色んな資料があってあれなんですが、
自民党の木下市議会議員に聞きました。先ず以て、その前に前提としてね、
これちょっと木下さん、これ市長が言った事は、例の一連の慰安婦発言、
市長という立場なのか、日本維新の会共同代表という立場なのか、
よく分かんないよねっていう話をしてたんですよね。
木下議員は、「これ絶対市長の立場です」

何故かというと、市議会で、木下議員自身が発言の真意を問いました。
それに対して、市長が答弁しました。
そのやり取りは、公式に議事録に載った
これ、もしも日本維新の会の共同代表という事であれば、そういう答弁にはならないし、
議事録にも載らない。
市長やから載ったわけでしょ。市長の答弁として載ったわけなんだから、
一連の発言は市長の立場で行ったものであるという事で良いんじゃないですか。
だから、そういう意味では、東京で維新の会として会見やったでしょ。
あれ、東京の、外国記者会、やってたんは。それちょっとややこしなったんだけど、
まぁ、市長の立場で言ったわけでしょ。
確かに、議事録載ったんであれば、そういう事ですね、理屈はそういう事です。
キャンセル料は、公費で支出すべきか、すべきでないのかというところを聞きましたら、
ざっくり言うと、自分で蒔いた種が原因で行けなくなったのだから
公費支出は認めないというのが、自民、民主、共産の一致した見解であると。

自分の蒔いた種でしょ、自分で払いなさいと。
キャンセル料を公費負担するケースについて、規定はあるのかと。
聞きましたところ、あるんですと。ただね、ざっくり書いてあるんですよね。
そこにはね、急に中止になった時は、公費で負担するとなってあるんです、確かに。
なんで急に中止になったかが問題
木下議員は、現地が紛争状態になったとか、面会予定者が病気で、尚かつ代理も無理など、
相手の都合が原因の場合、これはキャンセル料は公費負担という規定という解釈であると。

何となれば、平成20年に我々が…聞いた事言いますね。
ブラジルに訪問したと。その時に、議員団の一人がインフルエンザになったんですって。
インフルエンザになって、搭乗直前で、搭乗拒否ですね、あなたもう載らないで下さいと。
そりゃ、しゃーないですねと。私、自分がインフルエンザなったわけやから、
という事で、そのキャンセル料は、その議員が40万負担したという、かつてありますと。
それは自分の都合やったから、相手の都合じゃない、その規定が生きてるはずやと。
今回、市側は、相手の面会拒否が原因やから、
こっちは面会させて欲しいと言ってんねんから、相手都合と。

西:ちょっと苦しいかなあ(笑)

石田:
言ってます、それはおかしいと、木下議員はね。
今回は、市長の言動によるものである事は、明らかなんで、公費支出は認められないと、
私は考えますよと、こういう理屈なんです。
この理屈で、結構これからお互い言い合う事になると思うんですけど、
一方、微妙になってきたのが、松井大阪府知事。この方も一緒に行くはずやったんです。
もしもキャンセルという事であれば、8人分、130万円、あとプラスちょっとまだ分かんない。
これはほら、飛行機代とホテル代で130万くらいやけど、通訳の人とか、
色々段取りするお金ありますよね。それ全部キャンセル料発生しますから、
もうちょっといくかもしんないですね。
市が180万MAXと言ってますから、府もそれくらいかもしれないですね、人数一緒ぐらいですから。
で、仮にこの訪米を取り止めた場合、分かんないですまだ、行かはるかどうか。
止めた場合、府もキャンセル料を税で負担しても違法ではないという立場、
同じですね、府もね、もし行かへんとなっても。
キャンセル料は、公費で負担してもおかしくないという立場。

西:なるほど、これ難しいすね。ご自身の言動が理由で訪問先がなくなったわけではないですもんね。

石田:
仰る通り。松井さんの立場は、めちゃくちゃ微妙。
だって、自分、これと直接関係ないわけね、なんで拒否されたかと言うたら。

西:これは維新の会として云々ではないという前提に立つと、そうい事ですね。

涌井雅之:行き先が姉妹都市ですもんね。

石田:
はい、そうなんです。最初に言いましたように、これ維新の会の立場じゃないわけですね。
どっちにしても、市長、知事の立場ですから。
まだ分かりませんよ、取り止めるかどうか。
立場なんですが、ある議会野党、ここの与党は維新の会ですから、維新の会以外やと思て下さい。
議会野党の府議会議員のさんに話聞きました。

知事自身は、論会を拒否されてるわけやない、行ったら面会出来るかもしれないから、
行くべきじゃないかと思てはる。一方、橋下市長が行かないのに、訪米したら、
アメリカの人権団体の目が知事に向けられる可能性がある。
実は、今回、橋下さんが取り止めた理由の一つに、
ホテルの周りのセキュリティがちょっと難しいていうのが出てくるんですね。
例えば、シュプレヒコールとか上がった時に、ホテルは自分の敷地内なら止めてくれて言えるけど、
公道でそれやってるのをノーと言えないと、そんなんもあるんで、
そういう行為が、松井さんが一人で行かはった時に、そっちに集中する恐れがある、
この議員さんは、という事で、どうも松井さんが悩んでるそうです。
①と②で、どっちかなと。
これね、野党の議員としては「我々としては、知事行きなさいと言ってます
分かります?なんでか。なんでと言うと、そう言うとかないと、中止になった時に、
私たちは行けと言ったのに、何故行かないのか理由を言ってくれと聞けないでしょと。
分かります?これ微妙にこの辺りは、政治の駆け引きの話、私ばらしてるんですよ。
理由は?と問いただせるから。その理由によっては、そのキャンセル料は、
もしも、その理由が橋下氏の一連の発言が中止で、知事も行けへんという事になるんであれば、
当然、そのキャンセル料は市に払ってくれと、府としては言う事になりますよねという為に、
行きなさいと言ってますと。

西:厳しい世界ですね。

石田:でも、これね、ばらしちゃいましたけど、結構、論旨としては通ってる

西:なんか、詰め将棋を見ているみたいですね。

石田:
そうなんですよ。そんな中の今日、問責決議だけにね、
微妙な話がずっと昨日から続いてるわけです、これ。
一方、市民団体の方に聞きました。いつもお世話になります市民グループ見張り番
松浦代表世話人、いつもお世話になっております。
橋下市長は当初、訪米先のアポイントがなくても行くと言ってはりましたと。
実は、その時点で、この見張り番としては、そんな訪米にお金使うんかと、
アポイントがないのに、物見遊山で行くだけでお金を使うのという事で、
見張り番としては、それは認められへんという事で、
27日に一切の公費を公金から出してはあかん、監査委員はちゃんと差し止めを
勧告して欲しいという事を監査請求しました。
これちょっとややこくて、行政というのは、直接一般の人が止めるわけにはいかない。
止める役の人に対して、止めてくれて言えというんですね。
そやから監査委員に監査請求いう事なんですが。
だから、市民グループとしては、先ずその行くなというふうな事を言ってたんですと。
この状態で行ったかて、何もそんなんアポイントもなしに行っても意味ないやんと言ってたんですね。
その一切の費用に、我々はキャンセル料も含まれると考えております。
公金でキャンセル料が支払われた場合は、当然、返還請求を市民グループとしては起こしますと、
知事の訪米に関しては、今後どうするか考えますが。
この人もね、そもそも知事と市長が二人で行く事自体、無駄な二重行政やと思いません?と
言われたんで、ああ、そうですかと…
中の話としては、こう広がるんですね、これ。
涌井先生は、これどう思われます?キャンセル料という問題なんですけど…

涌井:
キャンセル料以前に、先ずね、非常に面白いロジックだと思うんですけども、
その政党の代表者なのか、或いはその市長なり、府知事なのかという、
二重の草鞋をですね、やっぱりちゃんとね、揃えて脱がなきゃ駄目ですよね。
それがゴチャゴチャになってるから、〓?〓難しいんです。

石田:
そうなんですね。僕、先ほど木下市議会議員の言ってるその議事録に載った以上、
市長の答弁やから、市長の立場なんでしょというのは、筋通っとるんです。

涌井:筋通ってますね。

石田:でも、外国記者会見では、維新の会としてやってますからね、この辺り、確かにややこしい。

涌井:
そこのね、やっぱりね、草鞋の脱ぎ方をどうするかっていうのが一つありまよね。
それから二つ目は、かつてね、ある県で冗費を余計に使っちゃったと、
その当時の知事、未だに金払ってるんですね。
それから、職員も全部ね、10年ローンぐらいで払ってるんですよ。
そういう事もあるんでね、やっぱりこれは当然負担して、市が負担するんじゃなくて、
理由が明確にそこにあるんだから、その理由によって訪米キャンセルなんですから、
やっぱりお二人が払うっていうのが、私費で払うっていうのが当然だと私思いますけどね。

石田:知事の場合ね、どうするか悩んでるんですけどね。

涌井:知事の話は別ですけど。

石田:なかなか興味深い話で、僕はあるんで取り上げさせて頂きました。


以上です。

「相手の面会拒否が原因やから、
こっちは面会させて欲しいと言ってんねんから、相手都合」

これ、どの口が言うねん?お前らの都合やろ!
インフルエンザとか事故は不可抗力やと思うけど、これはその人のモラルの問題やろね。
故意でなくても、自己管理を怠ったていう自分への戒めみたいな。
市税を使うのは申し訳ないと思うかどうか、申し訳ないて気持ちがあるかどうか。
橋下は
自分が正しい事言うてるんや!風俗の件は謝ったんやし、
考え方の相違で向こうが拒否ってんねんから、俺様に否はない!
お前ら市民の金使て当然!法律に違反してないやんけ!
それが気に入らんかったら選挙で落とせや!
ちゅう、いわゆる「ヤカラ」やねw



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