7/25(金)大阪府議会7月臨時会を文字にしておきます。
明らかに言い間違いの部分もそのまま文字にしてます(特に維新)
( )内の発言は、指名者以外の発言です。
(聞き間違い等多々あると思いますのでご指摘願います)
録画放映は既にアップされてます。会議録もいずれアップされますので、検索してご確認ください。
大阪府議会7月臨時会『提案説明 清水義人議員』
大阪府議会7月臨時会『議案に対する質疑』清水議員・花谷議員・冨田議員
大阪府議会7月臨時会『議案に対する討論』林議員・宗清議員・中村議員
に続いて
次は、『再議』に対するの説明、質疑、討論です。
※追記:協議会委員推薦手続条例再議の件についての奴井和幸議員の討論(自民党府議団より)
議長:
以上で知事の説明は終わりました。
議案に対する質疑は、通告がありませんので質疑なしと認めます。
お諮り致します。
日程第5の報告は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略する事にご異議ありませんか。
(異議なし)
ご異議なしと認めます。そのように決定致します。
討論は通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより日程第5の報告の内、議決不要の第2号報告を除く第1号報告を採決致します。
お諮り致します。
本報告は承認する事にご異議ありませんか。
(異議なし)
(異議なし)
ご異議なしと認めます。
よって第1号報告は、承認する事に決定致しました。
この際、暫時休憩致します。
―休憩―
議長:
これより休憩前に引き続き会議を開きます。
この機会に予め会議時間を延長致します。
この際、暫時休憩致します。
―休憩―
議長:これより休憩前に引き続き会議を開きます。
(議長、動議、議長)(ガヤガヤ)
議長:ちょっと速記を…
(ガヤガヤ)(議事進行)(動議)
議長:まず速記止めてください。記録を止めてください。
(動議)(議事進行)(手挙げとるぞ)
議長:はい、あのー何方でしたかな?今
―中継ストップ―
議長:ご静粛に。記録を続けてください。ビデオを続行致します。
(ガヤガヤ)(議事進行)
議長:
議長の手元に、知事から本日議決した議員提出第1号議案について、
地方自治法第176条第1項の規定により、再議に付する旨の文書が提出されました。
ご静粛にお願いを致します。
文書はお手元に配付しておきましたのでご了承願います。
お諮り致します。この際、議員提出第1号議案
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定、
再議の件について、日程に追加し直ちに議題とする事にご異議ありませんか。
(異議なし)(異議あり) (ガヤガヤ)
議長:
ご異議なしと認めます。
よって議員提出第1号議案
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定、再議の件を
今臨時会において議題と致します。
知事から再議を付した理由の説明を求めます。知事、松井一郎君。ご静粛にお願いを致します。
松井:
(笑)はい、ごしゅうせ、(笑)ごしゅうせ、(笑)お願い致します。
再議の提案の理由を説明をさしていただきます。
えー、先ほど議決されました大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に
関する条例制定の件については、次の理由により異議ある為に、
地方自治法第176条第1項の規定により、再議をお願いをするものです。
大阪府議会・大阪市会の議決をえて、えー経て、設置の大阪府・大阪市特別区設置協議会の委員については、
協定書作りの場に相応しい協議会の委員に改めるよう、
協議会規約に基づく委員の推薦の方法が、方法の見直しが行われたところであり、
本条例に基づき、委員の推薦手続きを変更する事により、
本協議会の円滑な運営に支障が生じ、設置目的を果たす事が出来ません。
本協議会の円滑な運営に支障が生じ、設置目的を果たす事が出来ません。
以上の事から、再度ご審議賜りますように宜しくお願いを致します。
(ガヤガヤ)
議長:
以上で知事の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
通告により、八重樫善幸君を指名致します。
(動議、採決)
議長:八重樫善幸君。
(動議、採決)
議長:八重樫善幸君。
八重樫善幸議員:
公明党大阪府議会議員団の八重樫善幸でございます。
公明党府議会議員団を代表し、知事から出された再議について質疑を致します。
そもそも大阪府・大阪市特別区設置協議会の円滑な運営に支障をもたらしたのは浅田会長であります。
(そーだ!)
2月に大阪府議会・大阪市会の4会派で法定協議会の開催を申し入れたにも拘わらず、
五カ月間も放置したのは浅田会長であります。
(そーだ!)
(そーだ!)
松井:
えー、私も委員の一員ですけれども、今、八重樫委員からお話あるように、議員からお話あったように
浅田会長が職務を誠実にこなしていないというのは感じた事ありません。
えー、議事を整理する為に、浅田会長は円滑な運営に努めてこられたと、こう思っております。
で、浅田会長から、えー、法定協議会の委員に、委員の中に、まさに入り口論に終始し、
えー、全く、えー、法定協の協議書を纏めようとしないと、
そういう議員に対しては議事録を、議事録のあの文書を抜粋をし、文書によって通告もされたと聞いております。
その通告に対して何ら返答する事なく、ダンマリを決め込み無視をし続ける。
その事こそが法定協の委員として、職務職責を全うしてるとは言えないと私はそう判断しております。
議長:次に、宗清皇一君を指名致します。
(ガヤガヤ)
議長:八重樫善幸君を…
(ガヤガヤ)
八重樫議員:
浅田会長こそ規約違反であります。
鯛は頭から腐ると言いますが、まさに浅田会長こそが腐っているからこそ法定協が腐っているのです。
(ガヤガヤ)
八重樫議員:
現在、法定協議会は大阪維新の会の委員のみという異常な状態で行われております。
大阪市を解体するにも拘わらず、大阪市会からの委員が一人も居ない状態で、
協定書案を纏めておりますが、この事を松井知事は異常事態とは感じないのでしょうか。
(ボイコットすな!)
議長:松井一郎君。
松井:
八重樫委員、あの、大阪市会の委員が出て来ていないのは、大阪委員の皆さんが、
市会の皆さんがボイコットをしてると。
市会の皆さんがボイコットをしてると。
えーあのー、大阪市会の皆さんを排除してるわけでも何でもございません。
彼らが審議を拒否をされてる。
これ自民党から共産党の皆さんに、是非審議拒否する事なく出て来るべきだと。
同じ政党なんですから。
皆さん、しっかりそれを伝えるべきだと、私はそう思います。
えー、それとごしゅっ、ご静粛にお願いします。
議長:えー、知事の発言中ですので、ご静粛に願います。
松井:
議会のヤジはやめましょうという事でね、こないだから都議会で色んな問題になってるでしょ。
やめてください。聞こえませんから。
ですから、まさに市議会の皆さんが出て来るように、八重樫委員、同じ公明党として、
市議会公明党に是非、えーお伝えをいただきたいと、こう思ってます。
そしてまた、またですね、大阪市、大阪維新のみで、えー開催を、えー今、法定協が開催されとる事の
えー、おかしいじゃないかというお話ですけど、えー、大阪府議会においても、えー公明党さんの、
あの委員の皆さんを、えー一方的にあの排除したという事はありません。
これは委員として。
(排除したじゃないですか)
松井:
それは、それは公明党の皆さんが参加をすると、えー、いうお約束があったにも拘わらず、
公明党の府議会の先生方も残念ながらボイコットされた。
その事によって、法定協が出席人数が足らないから、成り立たないようにしようとされたと、
これこそがまさに委員として、職務職責を果たされていないんではないかなあと、
是非それを反省をしていただいて、ご参加をいただきたい、こう思ってます。
えーまた、先ほど、えー新藤大臣の、えー会見のあのご様子の話がございました。
私もあの新藤大臣の会見について、えーしっかり文章起こしていただきまして、
えー、あのいただいております。
新藤大臣は、こう言ってるんですねぇ。
維新だけで作った協定書が野党会派が参加していない、手続きに問題があると考えるかと、
こういうお答えに対して、新藤大臣は、
「特別区設置協議会は、大都市地域の特別区設置法に基づいて、関係市町村と関係都道府県が協議をして、
それぞれの議会の議決を得て定めた規約に定める事により、委員の選任や運営が行われている」と、
「特別区設置協議会の委員の選任、運営については、規約に沿って行われているという事で、
規約に則った運営になっているという事。
しかし、一般論としては、えー、一つの会派が、しか出ていないという状況は、えー、状況についてはですね、
通常の状況とは違う展開になっておる」と、
異常だとは何とも仰っておりません。
だから、この新藤大臣の言わ、言おうとしているところは…
ヤジは五月蠅いからやめてください。
新藤大臣が言おうとしているところは、
是非、ボイコットする事なく、出るようにしてくれと、こういう事やと思います。ええ。
市議会において、まさに市議会の皆さんがボイコットをする事なく参加をする、
審議拒否は止めるべきだと、
こういう話を新藤大臣は言われてるのではないかなあと、そう捉えております。
議長:八重樫善幸君。
(もう勘弁て言え言えもう)
八重樫議員:
大阪市会も入れるように、調整するのが会長の務めであります。
しかも、府議会でも、私も参加しようと思いますけれども、日程を一方的に通告してきて何の調整もない。
そういう会務を総務するとの規約を守ってないのが浅田会長であると、それを言うておきます。
市町村合併の際の法定協議会でも議論が纏まらずに、破談となった事例は、
平成16年当時の日本経済新聞によれば、同年4月までの二年間で70の法定協議会が解散したとあります。
昨年8月の法定協議会で区割り案が初めて提示されてから、僅かに一年も経っておりません。
政令市である大阪市を解体し、特別区を設置する為の法定協議会は、日本で初めての事例であり、
スケジュール最優先ではなく、さまざまな民意を汲み取り、
慎重にも慎重な議論を重ねるべきではないのでしょうか。知事、この点いかがでしょうか。
(二年半も)(ほんまや)
議長:知事、松井一郎君。
松井:
まさに、えー民意を汲み取りながら、えーこの協議書を更にバージョンアップをさせるべきだと、
こう思っております。
だからこそ、9月議会にこの、ここにいらっしゃる皆さんで議論をしていただけるわけです。
だからこそ、9月議会に、この法定協議書を、えー、叩き台として、この議場で、えー皆さんのテーブルに
置いていただいて、さまざまな民意をそこで、えー出していただいて、まさに議論をしましょうよ。
今、法定協議会の協議書を潰す必要はないじゃないですか。
まさに9月議会で、さまざまな民意を、先生、ここでやれるんですよ。
それは先生、ご存じでしょうかね。先生。
さまざまな民意は、ここでやれます。
だからこそ、そういう形で民意を受ける中で、修正案、前向いた修正案出してください。
我々も真剣に受け止めてやりますよ。
是非、先生やってくださいよ。
まさに民意を、この9月議会という、この本会議場の場所で民意を受けて、
法定協議会の最終バージョンを作り上げたいと、こう思っております。
(ガヤガヤ)
(ガヤガヤ)
議長:八重樫善幸君。
八重樫議員:この議会に出される前に法定協でこそ、さまざまな民意を汲み入れて議論をすべきであります。
(前にもそれ言うた)
八重樫議員:
公明党はこれまで一貫して二重行政を解消し、活力ある大阪の構築の為に
大阪のあるべき新たな大都市制度を目指す、との立場で議論をリードしてきた自負があります。
今回、円滑な運営に支障が生じ、設置目的を果たす事が出来ないとの
再議の理由にあたらないと思いますけれども、知事、この点いかがですか。
議長:知事、松井一郎君。
(違うんじゃないかな)
松井:
えー先ほどの、えー質疑を、えー横で聞かしていただいておりまして、
えーまさに、えー今回、えーの提案につきましては、法定協議会をなきものにしたいと、
まさに今ある協議書を葬り去りたいと、こういう意図がもうミエミエのところでありまして、
えーしたがいまして、えーこの法定協議会を正常化をし、えーこの協議書をしっかり、
えーこれからも、あのー9月議会に提案する為の、えー、もんとする為に再議をお願いしているところであります。
議長:八重樫善幸君。
(がしー)
八重樫議員:
私ども公明党は、真摯にこれまで議論をして参りました。
議事録を読み返していただければ、その事が分かると思います。
協議会の委員構成の正常化を図る為、民主主義の根幹である議会の会派比率に応じた協議会を
構成すべきという、当然、至極な主張をしております。
よって、私たちだけで、あっ、自分たちだけで、勝手に決めたスケジュールに縛られるあまり、
正当性をなくした法定協議会が取り纏めた協定書案なるものは、当然無効であるのは言うまでもありません。
今回の再議権の行使は、まさに正当な理由もなく、職権の乱用である事を強く指摘し、
質問を終わります。有難うございました。
議長:次に、宗清皇一君を指名致します。宗清皇一君。
宗清議員:
自由民主党の宗清皇一でございます。
我が会派を代表して、知事の再議について質問致しますが、
府議会議長、先ほど我が会派から動議を提出しておりますので、この質疑が終わりましたら、
議長がその動議について、どうしていただくのか、
しっかりと本会議場の場で説明をいただくように、お願いをしておきます。
我々は、大阪府議会の議会運営委員会の一連の暴挙に対して、
また維新の会だけで行われている異常な状態の法定協議会を正常化したい、
その為に、松井知事に議会を開くように求めてきました。
頑なに拒否された事に、非常に残念に思っております。
知事が議会を開かない理由は、議会の構成の話なので議長に判断してもらうと言われておりましたです。
記憶にあると思います。
まさしく、この条例は会派比率を決める問題であり、このロジックから考えても、
知事がこの条例に再議を掛ける理由なんか、どこにもありません。
議会の問題であります。
この条例は、知事の職権を全く制限するものではありません。
にも拘わらず、この条例が議会で可決した途端、自分の問題であると言い出して、
始めは議会の問題と言うてですね、最後に付すというのは、自分のご都合で議会の中に手を突っ込んで、
議会の民主主義を否定し、破壊する行為だというふうに考えておりますが、知事の見解はいかがでしょうか。
(その通りや)
議長:知事、松井一郎君。
松井:
全くそれはあてはまりません。
えー今回のあの法定協議会の委員の選任を、えー決めるあの条例案に対しては、
これあのーんー議会を開くかどうかについては、議長にもご判断をいただきたいという事で、
えー私から議長に、まぁあのバトン渡して、えー開会の、おー決断をしていただいたわけですけど、
ま、先ほどの質疑、質問を聞いておりまして、えーもう宗清議員もあの質問される時、
僕には誠意ない答弁だとか、えー答えてないとか色んな事言われるんですけど、
まさに、質問に対して、自民党、公明党、えー民主党の皆さん方から、えーその質問者に対して、
誠意ある答弁だとは思えませんでした。
中身を見てると、中身を聞いておりますと、どーしてもこの法定協議会の、を潰したいと
この協議書をなきものにしたいと、その意図がもうミエミエでありまして、
私としては、9月の議会でしっかりと民意を受けた議員の皆さん方と議論する為に、
この法定協議会をしっかり残しながら、えー協議書をしっかり作り上げるのが
私に与えられた使命だと、こう思っておりますので、えー今回の、この臨時会の、えー法定協の
メンバーを会派比率にするという、この条例については、再度再議をお願いをし、
えー、法定協が目的に向かって、しっかり進める、そういう法定協を維持したいと、
こういう事を考えてるとこです。
(再議掛けるなんておかしいやろ)
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
知事、質問の意味が分かっていただいてないようなんで、もいっぺんお聞き致しますけども、
記者会見で「臨時議会を開くつもりはないんですか」と記者の方に聞かれてですね、
これは何度も言ってるように、「議会の構成の話なので、議長に判断してもらう」という事を仰ってるんですよ。
だから、議会の事だから、議会を開かないと知事が仰ったんで、そういうご判断で良いんですよね?
議会問題だと思ってるんですよね?
議長:知事、松井一郎君。
松井:
議会のルールに関する事なので、招集の判断は議長にお任せを致しましたが、
本日の議論を聞き、提出された議案は法定協議会の今後の運営に支障を来すと、
判断をした為、再議を、再議に付したものであります。
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
知事、議会を開かないのは明らかに自治法違反だと思いますよ。
再議に付してまで拘るんやったら、ご自分の判断で議会を開いたら良かったんじゃないですか。
何故、開かなかったんですか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
先ほど、先ほどから何度か、何度も答弁さしていただいてますが、
えー議会を開くか開かないかにつきましては、えー議長のご判断を仰ぎたいと。
そして、その開かれた議会の議論の中身において、えー私はこれは再議に付すべきだと、
こう判断をしたわけです。
議長:宗清皇一君。ご静粛にお願い致します。
宗清議員:
議長の判断を聞いてるんじゃないんです。
知事の判断を聞いてるんです。
議長の責任にして言い逃れをしてるには聞こえません。
いつも他人の責任やなあというふうに指摘をしときます。
じゃ、この条例が可決した場合ですね、知事の職務や予算編成、
条例の執行に、これは全く影響与えないと思うんですけど、いかがでしょうか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
今回の条例は、法定協議会でのメンバーの、あのーまっ構成の条例であります。
法定協議会の今後の運営に支障を来すと判断をしております。
(引っ張ったらええねん)(それ知事の仕事ちゃうやろ)(おかしいやろ)
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
知事は、今まで支障を来した事があると思ってるんやったら、
具体的にどの部分が支障を来して、議論が遅れたんですか。教えてください。
(会長からの調査書あるやろ) (建設的な意見はないようです)
議長:知事、松井一郎君。
松井:
あの、先ほども答弁さしていただきましたけども、法定協議会の設置目的、目的である協定書の作成に
真摯に取り組む委員で構成されるべきでありまして、入り口論で、入り口論に終始され
法定協の作成が、えー協定書の作成が非常に遅れた事は残念であります。
どの部分て言われるのは、浅田会長から文書でもって花谷議員にお伝えをしてるはずです。
その文書の回答もされない。
これこそがまさに法定協の委員として、僕は職務職責を誠実に果たされていないと、
そういうふうに思います。
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
私も読ましてもらいましたけども、あれは浅田会長の私見だというふうに思いますよ。
法定協で、じゃあ決めましょうよ。
法定協が正常な委員の状態で、本当に浅田さんが出して来られた事がね、
規約違反かどうか、法定協議会で決めてもらう、
若しくは第三者に決めてもらうのが筋だと思いますよ。
一方的な意見で規約違反やというのは間違ってます。
私たちが誠意がないとか言いますけどね、知事に対しては誠意がないように感じるかもしれませんよ。
私たちは、さまざまな問題点を指摘して、課題を明らかにしていく事が政治家としての使命であり、
これはね、府民、有権者の人に対して一番誠意ある行動取ってきたのは私たちです。
それは、知事に対しては都合が悪かっただけやと、いうふうに申し上げておきますよ。
ま、さまざまな意見を述べる事が民主主義ですよ。
意見を述べたらいかん言うたら、これ民主主義の否定です。
知事、あなた方が示されたね、パッケージ案の中身について、
どんだけ真摯に議論をしてきたんですか。
お礼を言うてもうても当たり前やと思います。
都構想にしたら4,000億の効果、都構想にしてもね、4,000億の効果がない事も明らかになりましたよ。
豪語してはったやないですか。
行政職の職員が不足する。
そもそも27年4月は、スケジュール的に無理なんじゃないですかと、いうような質問もしてきましたけども、
「大丈夫や大丈夫や」言うといて、結局今は29年4月になってるじゃないですか。
こういうさまざまな問題提議をしてきたのは私たちです。
これを反対派やと一方的に決めつけて妨害したというのは、知事の一方的な考えで、
(何言ってんだ)
宗清議員:
私たちは一切妨害した事はないという事を明言しときます。
都構想についても二年半議論してきたと言いますけど、二年半議論してませんよ。
これも事実誤認です。
法定協議会が設置されてからは一年三カ月ぐらいですよ。
区割りが、これも4案示されたのは昨年の8月、
財政シミュレーションが示されたのは昨年の12月、
これも私たちが、知事、覚えてるでしょ?
私たちが出してくれ、出してくれ、出してくれ言うて、やっと出して来たんですよ。
遅れた原因は、あなた方にあるという事を申し上げておきます。
まぁ、議論が深まらずね、遅れてきたっていうのは、やっぱり準備不足と
私たちの質問に対して、真摯に誠意に答えなかった。
答弁が出来なかった。
それが原因である事を申し添えておきます。
そもそも知事・市長から示されたスケジュール案に基づいて、
浅田会長と協議して、第1ステージも第2ステージも議論をしてきたんですね。
スピードアップしたかったらですね、そもそも法定協議会で、そういう事を提案もしてくれば良かったですし、
回数も増やす努力も出来たと思うんですよ。
結局、遅れてる事をですね、他人の責任にしてると、そういうふうにしか見えません。
それやったら知事もスケジュール的に遅れてると感じたらですね、
何故、法定協議会で回数増やしましょうとかの事、言わなかったんですか。言えたでしょ。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
まず、法定協議会の委員として職務職責を果たしてるか果たしてないかっていう事については、
まずもって、浅田会長からの文書にですね、花谷議員が、えー委員が、誠実に一度お答えをいただいて、
それから一回話をすれば良いんじゃないですか。
えーそして、課題を明らかにするべきと、明らかにしてきましたよ。
えーですからね、まさに宗清委員が言われるように、今ここで、この本会議の場所は、まさにこの議場です。
9月の議会で、さまざまなご意見を、この法定協議会の設計図、
まぁ今、現状で総務省から意見が返って来たものが9月には出来上がります。
まさに、この場所でさまざまな意見を述べてください、聞いてください。
答えさしていただきます。
そして、その法定協議会を、えーこの議会において、全ての皆さんの納得出来る、そういう協定書を作り上げ、
最後は、住民皆さんお一人、お一人の判断を委ねる。
その図面です。
最後は、究極の民主主義。
住民が直接投票で決定をする。
まさにこれこそが、住民の意見を聞く、えー一番の手段だと思っております。
そこまで行きましょうよ。
9月議会で、そういう議論を是非やりましょう。
議長:宗清皇一君。
(いつものようにいこう)(落ち着いていこう)
宗清議員:
松井知事は、私たちの姿勢を全く理解してないと思うんですよ。
住民投票を否定した事は、一度もありません。
法定協議会を妨害した事も一度もありません。
見解の相違やと言うんやったらですね、浅田議長と一度しっかり話をする場を作ってください。
是非、臨むところで、お願いをしておきたいと思います、知事にも。
それと府議会の場で、議論しましょうと、やりますよ、当然。
それはしっかりした協定書作りがされてるという事が前提です。
正しい委員の構成で、民主的に行われた法定協議会で、しっかり課題が解決されたものですね、
しっかり議論がされたもの、それだったら府議会で大いに議論しましょう。
議論を否定した事は一度もありません、臨むところです、いつでも、それは気持ちはありますよ。
その前に、法定協議会が正常に開催される事を求めておきます。
知事ね、規約違反をしてね、排除したと言いました。
先ほどの質問でもね、大阪市会は出て来てええと、大阪府議会は出て来たアカンと、
この差は一体何ですか。
議員個人を悪いと仰ってるんですか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
法定協の委員である個人が、法定協の中でさまざまなご発言について、入り口論に終始をし、
法定協議会の進行を阻害したという事実が議事録に残っているという事であります。
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
議員個人の発言が問題だと言うんだったら、会派比率そのままで良いじゃないですか。
何も問題ないじゃないですか。
会派比率はそれで行きましょうよ、どうですか。
私たち、いつでも出向きますよ、知事、出してください、ちゃんと。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
会派を代表されている議員個人であります。
まず、浅田会長から提出をされたさまざまな指摘に、まず真摯に答えられるべきだと。
それを無視する中で、自分たちは委員として職務職責を真面目に果たして来たと、
それこそ言うだけじゃないですか。
まずは、浅田会長が文書で皆さん方にお尋ねになってるものを
しっかりと文書で返すべきだと、そこからスタートです。
(その通りや)
議長:宗清皇一君。
(回答しましょう、回答)
宗清議員:
知事、ちゃんと答えてください。
個人の発言が問題だったら、会派比率はそのままでも良いんじゃないですかと聞いてるんです。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
会派で選ばれた、えーまさにその委員が、これまでの法定協の中での発言に対し、
非常に誠実に職務を果たされてないという、そういう事実が議事録にあるわけです。
まずは、その選ばれた委員を、委員に対して、えー会派がそういう指摘があるなら、
しっかりと文書でもって回答しようよと、そういう指導をされてこそ、
初めて会派の役割て成り立つんじゃないでしょうか。
まずは、その浅田会長から出された、その指摘に対して誠実にお答えするべきだと、私はそう思います。
(そんな事聞いてるんと違うのに)
議長:宗清皇一君。ちょっと静粛にしてください。
宗清議員:
知事、もういっぺん聞きます。
個人の発言が問題であれば、その個人の入替えを求めるべきだったんじゃないんでしょうかと。
会派比率は、変える必要はなかったんじゃないんでしょうかと、聞いてるんです。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
会派に割り振られたメンバーであります、委員であります。
えーその、あーそういう、えー、職務職責を誠実に、えー果たさない、そういう委員を
選ばれたところが一番問題なんじゃないですか。
まずは、そのー自信を持って選んだ人に、しっかりと、えー今までの、
あーその疑惑を持たれてる部分について、浅田会長の文書に対して、しっかり答えるべきという、
指導を会派がされるべきやと思います。
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
じゃあ、市会委員は出て来いと仰ってますけど、市会議員はね、
市会議員はじゃ問題発言はなかったと理解してるんですか。
あの議事録には、そうなってなかったですよ。
だから、その自民党がアカン、民主党がアカン、公明党がアカンて、そうして決めてるのか、
会派個人、会派じゃなくて、個人がいかんのかという事を聞いてるんです、知事に。
で、会派が悪いんやったらですね、知事の答えまた間違ってるし、
個人が悪いんやったら、私たちの委員の入替えを求めてくださいよ。
知事の見解をもういっぺん聞きます。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
宗清議員ね、あのこれは大阪府・大阪市で共に設置をして、
大阪府議会・大阪市議会において、委員を選任してるんです。
大阪府議会・大阪市議会において、委員を選任してるんです。
市議会の委員の選任については、大阪市議会が、えー権限を持たれてるわけですねぇ。
ですから、浅田会長のほうから、大阪市会の委員に対して、
誠実でない事は、何度も注意はされております、協議会において。
しかしながら、大阪市会のルールにおいて、メンバーを入替える事が出来ないわけです、府議会においては。
ですから、大阪市会の今の状況は圧倒的に、維新の会は少数であります。
えーそういう注意をしても、そういう委員の入替えを出来る状況にないのが
今、大阪市会の現状です。
ですから、彼らは堂々といつでも出て来れば良いんです。
出て来て、えーまさに議論をしてくれる、していただければ良いんですけど、
その議論を、おーまっ、する事なく、ボイコットをし、今えー、審議拒否に至ってる大阪市議会に
自民党議員の皆さんに、是非出て行くべきだと、宗清議員からもそういうふうに、
ま、口添えをしてください。
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
知事、何度も申し上げますけども、議論は致しますので、中に入れてください。
中に入れてください。
それと大阪市のほうはね、橋下市長は是非、自民、民主、まぁ公明さんも、
みんな出て来てくださいて言うてはるんですよ、大阪市はね。
なんで、大阪府議会の我々だけ放り出されないかんのですかと、こう聞いてるんですよ。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
大阪府議会の委員選定において、まさに今お隣にお座りになってる花谷議員が
法定協のメンバーとして、職務職責を誠実に果たしていないという、
それが、あーまぁ明確に証拠としてあるわけで、
そして、浅田会長から、浅田会長からそれを指摘をされても、無視を決め込む、
ダンマリを決め込む、全く返事をしない、
これはやっぱり委員としてはいかがなもんなんじゃないかなという事で、えー
自民党の会派割当である花谷委員の、法定協のメンバーの、委員の入替えを行われたという事であります。
(維新に替えるのはおかしいやろ)
議長:宗清皇一君。
宗清議員:
うちの花谷委員の発言に問題があるんやったら、いつでも変わります、呼んでください。
是非、出て行きますから。逃げも隠れも致しません。
知事は、全く僕の質問には答えようとしてくれないのが残念です。
いつもいつもね、自分の自己主張ばっかりしはるのは、残念でなりません。
法定協議会でもそうなんですよ。
自分の言いたい事だけ言う、質問には答えない。
私たち、山ほど今まで質問してきてますよ。
それについて誠意ある答え返ってきてません。
その事が議論が遅れてきた一番の原因です。
また、もう一つ言いますとね、4案一緒にやったら5年とか10年掛かるとか仰ってますけど、
4案を出して来たのもあなた方。
私たちは、4つを出してくれなんて一回も頼んでない。
財政シミュレーションを去年の12月に、やっと遅れて出されたんです。
それが出て来ないと、議論が出来なかったじゃないですか。そうでしょ。
そんな事も私たちはずっと正常に、まともに誠実にやってきたんです。
知事のね、行動というのは、法定協議会は自分たちが過半数ないと、
だから、強引に決められないと、
だから府議会の自民、民主を放り出した。
今度は、定足数が足らなくなるから、公明さんも放り出したと。
全てご都合主義であります。
まぁ中身の分からないものをね、賛成するのか反対すんのかと、私たちに問うてるだけであります。
住民の皆さんも大阪都構想が何ぞや、さっぱり分かりませんよ、知事。
僕ら、いっぱい聞かれますけどね、答えられませんよ、今の状態では。
それは自覚をしておいてください。
松井知事や維新の会の皆さんがやってる事は、橋下市長が言えば、それに従うと。
私たちは、そう見えて仕方ありません。
政治家として議論をするという姿勢が全く見えない。
そこが問題であるという事を指摘して、質問を終わります。
いつでも、あの法定協議会呼んでもらったら行きますから、是非呼んでください。
お願いしときます。
(進行、進行)(動議、動議)
(松井:もうアカンて出たがな。さっき)
議長:次に、中村哲之助君を指名致します。中村哲之助君。
中村哲之助議員:
民主党の無所属ネットの中村です。
知事の再議権の行使についてお尋ねをしたいと思います。
今、公明、自民から色々と問題点の指摘もありました。
出来るだけ同じ質問を避けたいと思います。
また、知事も大分熱うなってはりますので、まぁ落ち着いてやりましょう。
で、本来再議権の行使というものはですね、やはり慎重な対応が求められる、判断が求められる。
これはもう全国共通の事であります。
ところが、松井知事は5月の定例会に続いて、またまた再議権の行使をされた。
まさに再議の連発であります。
でこれは、今の我が国の地方議会の、いわゆるこの二元代表制というものをですね、
根本的に否定をする、崩壊をさせてしまう、そういう批判になろうかと、私は思うんです。
でこの、二元代表制をですね、崩壊させるのではないかという批判に対して、
知事は、どのように反論なさいますか、お答えください。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
中村先生、あの二元代表制は非常に僕は、あのー貴重なもんだし重要なもんだと、こう思っております。
で、二元代表制の中で、えー議会と首長、同じ有権者に選ばれるわけであります。
そして、それぞれの選挙において、えーそれぞれが公約を掲げ、選挙を戦って、えーまぁ、
議員として、知事として選出されるわけですけど、これはまた不思議なものでありましてね、
えー今回のこの法定協委員の、法定協に関してはですね、これは僕は2011年、府議会においても、
そしてその後行われた、えーW選挙においてもですね、この大阪の府庁においては、
議会と知事の民意が再議をしなければならない状況になんのは、本当はおかしいんです。
だって、当時の統一地方選挙において、大阪都構想の設計図を作るというのは、
大阪維新の会の公約でありました。
そして、その時に議会でいただいた議席は、なんと57議席。
大阪府議会始まって以来、過半数だった。
その中心の政策が、公約が大阪都構想であります。
その後、私が、えー知事に選出をしていただきました。
その時点でもまだ議会と首長は、同じ方向へ向いていたわけでありまして、
その後さまざまな理由によりまして、現在、維新の会は、えー過半数まぁ失っておる状況の中において、
当時、選挙で得た民意というのは、大阪都構想のこの法定協議会による設計図を可決するというのが、
えー、の、公約に対しての民意でありまして、この民意を守る為に、
まさに今回再議を掛けさしていただいているところであります。
議長:中村哲之助君。
中村議員:
まぁあの知事が今言われるようにですね、前の選挙で当然リーダーの資質の問題もあると思うんですけれども、
求心力の一つの大きなものが、これ都構想であったという事は事実ですよ。
しかし、今の状況をお考えになるとですね、その問題が少しずつね、
やはりおかしくなってきているという事も事実なんですよね。
そこでね、知事、議員が、まっ私もですね、排除された一人ですよ、ねっ。
議員の誰をですね、法定協の委員に充てるかというのは、議会が決める事ですね。
で、これに対して、これはおかしいんだというような事をやられるのはですね、
これやっぱり議会への干渉ですよ。
でこれ、府政の歴史の上にですね、大きな、私は汚点を残すと思うんだけど、これは知事どうですか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
委員の入替えについては、会を統括される会長の、えーまぁご判断であります。
えーしたがいまして、私はまさに、この法定協の今後の運営に著しい支障が、あー出ると、
いう判断を致しましたので、再議をさしていただいているという事であります。
議長:中村哲之助君。
中村議員:
知事がですね、今回議長宛に出された再議書、これをね、拝見しますと、理由の4行目にですね、
協定書作りの場に相応しい協議会委員という文言があるんですね。
ありますねぇ。
この場に相応しいというのは、一体どういう事ですか。具体的に説明してください。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
協定、えー法定協議会の設置目的であります協定書の作成に、真摯に取組む委員で構成されるべきと。
えーこれまで入り口論に終始され、協定書が作成出来なかったと、こういう事実があるわけですら、
えーまさに、協定書作成に真摯に取り組む方が相応しい方だと思います。
議長:中村哲之助君。
中村議員:
この問題でですね、何度もお尋ねしても先ほどと同じ事になると思うんですがね、
で、5行目にですね、委員の推薦方法の見直しと、こういう文言がまたありますね。
この見直しは、議会において決定したものでありますが、
知事は理解をされて、こういう再議をされたのですか。
本当に、そういう理解をされてるんですか、どうですか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
府議会において、正規の手続きとして議会運営委員会の委員が、議会運営委員会で委員が
推薦されたものと認識をしております。
議長:中村哲之助君。
中村議員:
先ほどの質問でもですね、議会の議運という場で、お話が出た。
その事で、また知事がですね、この再議というのはですね、やっぱりおかしいという事、
これはですね、もう何度言っても同じ事ですから、次にいきます。
でこの、次の6行目に、円滑な運営に支障というね、文言が出て来ますね。
円滑に運営とは、具体的にどういう事ですか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
着実に一歩一歩、協定書に、の完成に近づく、えー為の運営と。
だから入り口論に終始をされ、議論がもう元へ戻る事ばっかりでですね、先へ進めない。
そういう状態でない事が円滑な運営だと思います。
(おかしい)
議長:中村哲之助君。
中村議員:
そこのところについてはですね、色々と先ほどからあったように、問題点があれば、しっかりと指摘をして、
具合が悪ければ元へ戻して、またもう一度そこを議論をしていく。
これ当然の事じゃないですか。
そこでですね、次に都構想に反対する委員が加わると、法定協の運営に支障が出ると、
だから、反対派の排除理由である誠実に職務を果たさない事に対する規約違反だと。
こういう主張についでですね、何を持って規約違反となるかというのは、
肝心のこの規約の中には書かれておりません。
何が駄目なのかという事をね、書かれてないんですよ。
ですから推測を致しますと、第3条に、次のようにありますね
協議会の目的は、協定書を作成する事。
その為に、必要な協議を行う事。
そして次に第6条にですね、目的に従って誠実にその職務を行わなければならないという規定がありまして、
維新の会の皆さんによりますと、これらの文言に私たちが反しているのではないかと、
まっ、こうい事ですね。
この理解で間違いありませんか、知事。
(なし)
議長:知事、松井一郎君。
松井:
先生あの協議会は、第3条、えー次に掲げる事務を行うと。
大阪市の区域における特別区設置を、の協定書という事であります。
だから、大阪市区域に公選で選ばれる区長が誕生する、
特別区を設置をする為の精緻な設計図を作る事がこの協議会の、えー事務であります、
ですから、この協議会においては、そもそも大阪府と大阪市が今のままで良いと、
橋下、松井まぁあのー二人で、二重行政解消していけば良いじゃないかと、
なんで、こんな特別区の設置が必要になるんやと、
今のまま、そのままでも努力すれば出来ると、この発言はいかんのです、この協議会では。
そのはつ、この発言は議場の場では良いですよ、本会議の場所では。
この協議会の場では、そもそも今のままでやれるという発言は、
これは法定協の委員として、誠実に職務職責をこなしてるとは言えないんです。
この場所で、9月議会でそれを言われるんなら、僕は構いません。
法定協議会の担う事務は、大阪市の区域に特別区を設置する、その協定書でありますから。
そもそも論は、を続けられるという事は、この法定協議会の委員としては、
これは職務職責を誠実に遂行してるとは言えないわけです。
(その通りじゃ)(そうや)
議長:中村哲之助君。
中村議員:
まぁあの、そもそも論は法定協ですべきではないと、こういう知事のね、お答えではありますが、
そもそも論も含めてやってくださいねと言われたね、経過があるんですけれども、それをもう今は言いません。
でね、ここでね、知事、根本的な疑問として、第6条に書かれている誠実とは何かという事なんですよ。
誠実とは何かという事です。
この事について、ジャーナリストの吉富有治さんはですね、次のように述べておられます。
非常に長いですからね、要約しますと、これ私はね、誰でも当たり前だと思う事ですがね、
誠実とは、誠意を持って、真心を持って行動する事であり、
その対象は一義的には法定協議会に対してであるけれども、
本来は、府民・市民に対して誠実でなければならない。
当たり前の事ですね。
「大阪都構想が大阪府民・大阪市民の利益、幸福に叶うならば誠実に協定書の作成に力を注ぐべきである」と。
「だが、法定協で協議を進めていくたびに、都構想の抜きがたい欠点がですね、
欠陥がはっきりした場合には、じゃあどうすれば良いのか。
それらに目を瞑って議論を進める事が果たして誠実だと言えますか」と、
このように仰ってますね。
「協定書を作成する事と規約にあったとしても、
このまま都構想を進めれば、府民・市民の皆さんに、大きな負担を掛ける事が判明すれば、
で、私もですね、吉富さんが言われるように、問題点は大胆にね、見直しをし、修正を行って、
更に、修正で留まらないような根本的な問題があれば作成を見送るという事も
大事な、誠実な問題だと、私はこう思ってるんですね。
そこで、改めて知事にお伺いを致しますが、規約違反の発言があったという議員は、
都構想が府民・市民の為にはならないんじゃないかという確信を持たれてですね、
問題点を指摘されて、そしてもっと十分な協議、議論が必要ですよと、
だから、急ぎ過ぎる、このような手法は問題ですよという事で反対をされてると、
このように私は思ってるんですが、それでも私たちは不誠実であり、
規約違反に該当するんだというように、知事、あなた思われますか。
議長:知事、松井一郎君。
松井:
先生あの時ほど、僕あの法定協についての答弁さしていただきましたが、
えーまさに今、先生が仰るような議論は、この9月の議会で、この議場でやれるんです、やるんです。
法定協議会という場所では、その議論をする為の設計図作りをやるわけです。
この設計図すら作らさないというのは、僕は府民・市民の皆さんに、
設計図を一度見たいですかという、そういう形で選挙で、えー問い掛けをした時に、
そういう多くの皆さん方が一度見せてみなさいという、そういう民意をいただいたわけです。
その民意に対して設計図を作らないというのは、非常に不誠実だと思います。
吉富さんは、先生が今あのー言われた、吉富さんは、
あのー分かっておりません、議会の仕組みを。仕組みを。
まさに法定協議会という場所で設計図を作り、
あのー分かっておりません、議会の仕組みを。仕組みを。
まさに法定協議会という場所で設計図を作り、
そして今、大阪府議会において過半数がない、この維新の会が過半数のないこの議会において、
堂々と僕はその設計図をお出しをします。
そして、その時に、今先生が言われるような議論は、全て受けさしていただくし、
お答えをさしていただく。
フルオープンで市民の皆さんに直接答えてるのと一緒です
これこそまさに、僕は誠実な政治家の対応だと、こう思っております。
法定協議会というところでは、まさにそれを判断する為に、大阪の体制を変えれるかどうか、
それで大阪府、大阪府と特別区、成り立つかどうかをしっかりと協議をする場所であります。
したがいまして、まさに9月議会、市民・府民の見えるところで、
誠実に議論をさしていただきたいと、こう思っております。
議長:中村哲之助君。
中村議員:
まぁあの時間がそんなにありませんので、あまり聞けないんですけれどもね、
まぁあのー吉富さんは、この議会の仕組みというものを何一つお分かりじゃないと、
こういうお話でしたけれども、やっぱりそれはね、おかしいと思うんですよ。
で、現実にですね、例えばあの法定協のパッケージ案が示された、そういう中で、
私たち民主・みらいの会派としてですね、例えば27年4月などという話についてはですね、
土台無理な話だと。
マイナンバー制度の問題、ねっ。
それからですね、システム改修の問題、SEがですね、これだけ不足している中でね、
一年半、二年は掛かるよと、絶対にそら無理だと、私たち具体的に否定してるんですよ。
それでですね、こないだの法定協の中でも言われたのは、やっぱり29年4月でないとですね、
マイナンバーの問題を始めとして、なっかなかそれは出来ないと、
やっぱりね、我々の指摘がですね、そうだなという事になってるわけじゃないですか。
だから、我々は具体的な提案もしてきてるんですよ。
だからそういう具体的な提案、そしてこれは問題がある、
私たちは都構想は決していらないと思ってるけれども、しかし参加をしてですね、
しっかりと議論はするよと、言うてやってきたじゃないですか。
そりゃね、認識の相違というのはありますよ。
だけどやっぱりね、まず排除をして協定書を作って、そしてこの議会に掛けて議論をしたらですね、
皆さん、十分に議論出来るんだから良いじゃないですかと、言われる事は大きな問題があると、
いう事をですね、私は指摘をさせていただいて、質問を終わります。
議長:
以上で、通告による質疑は終わりました。
これをもって質疑は終結致します。
お諮り致します。
本件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略する事にご異議ありませんか。
(異議なし)
ご異議なしと認めます。
よって本件は、委員会の付託を省略する事に決定致しました。
これより討論に入ります。
通告により、上島一彦君を指名致します。上島一彦君。
上島一彦:
大阪維新の会・みんなの党 都構想推進大阪府議会議員団の上島一彦です。
会派を代表致しまして、再議につきまして我が会派の態度と見解を表明させていただきます。
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定、
再議の件につきまして一言申し上げます。
我が会派は、大阪府・大阪市特別区設置協議会において、
一貫して法と府議会における議会に基づく規約を遵守し、協定書を作成するという規約の目的に対して、
誠実に職責を果たして参りました。
その姿勢のどこが横暴だと仰るのでしょうか。
先ほどの他会派の質疑を聞いておりましても、全く理解に苦しむわけであります。
他方、自民、民主の各会派は、協議会会長から再三設置目的に反する規約違反の発言を
指摘されたにも拘わらず、これを無視し続けました。
公明党は、協議会議員の差替えがあった事を協議会欠席の理由と述べられましたが、
これは、ボイコットを正当化する為の詭弁であり、残念ながら理解出来るものではありません。
自民、民主の各会派は、昨年11月の協議会における意見開陳で、
会派の見解として、規約に違反する態度をはっきりと表明されました。
こうした協議会会長の指摘を無視し続ける態度こそ横暴であります。
先ほど、上程議案への質疑の答弁で法定協議会の浅田会長に対するご意見がありました。
しかし、浅田会長は協議会を代表し、会務を総理するお立場から公平に調査の基準を決定し、
法、規約に違反する発言を指摘されたと伺っています。
調査結果は公文書であり、会長の私的な見解や私文書であるとの意見は全くあたらないのであります。
協議会会長の指摘に抗弁する事もなく、無視を決め込む。
大阪市会議員の委員は協議会をボイコットする。
こうした態度は、民主主義の原点を放棄した許されない行為の連続であります。
協定書の中身については、まさにフルオープンの本会議の場で、9月議会で正々堂々と議論すべきであり、
その是非は、住民投票において、住民自身が直接判断するものであります。
それこそが本当の民主主義のあるべき姿であります。
法定協議会の正常化に向けて行われた出直し大阪市長選挙では、他会派は候補者を立てる事もなく、
この選挙において、最高の主権者である住民の内37万7,472人が示された都構想への賛同を踏まえ、
「我々に判断させよ」との民意をどのように感じておられるのか、
あまりにも軽んじていると言わざるを得ません。
府民の代表として、民意に応えるという職責も果たさず、
報酬を得ている事に恥ずかしくはないのかとさえ思えてなりません。
そもそも、国において、大都市地域特別区設置法を制定したのは、公明、自民、民主の各政党であり、
我々は、その法の手続に則って粛々と進めているものであります。
民主主義を無視しているのは、公明、自民、民主の各会派の府会議員、大阪市会議員諸兄であります。
本条例案に基づき、協議会委員の推薦手続きを変更する事により、
協議会の円滑な運営に支障が生じ、設置目的を果たす事が出来ないのは明白であります。
本音では都構想を進めたくない議員たちが、自らの保身のみを考え、理解に苦しむ条例案を打ち出し、
住民不在の政治闘争に持ち込もうとしております。
こんなものには、付き合ってはおれません。
よって、議員提出の平成26年7月臨時会第1号議案の再議について、反対である事を改めて表明し、
我が会派の討論とします。ご静聴有難うございました。
議長:次に、岩下学君を指名致します。岩下学君。
岩下 学議員:
公明党の岩下学でございます。
公明党府議会議員団を代表致しまして、
再議につきまして、我が会派の見解を申し述べます。
地方自治体の首長は、当該普通地方公共団体を統括し、代表するものとして広範な執行権を持っております。
抑制と均衡は二元代表制の理想ですが、議会と首長の権限関係から見て、首長は優位性を有しており、
再議制度もその一つであります。
したがって、再議については、これを用いる正当な理由なしに、
政治的対立の為に安易に用いる事などあってはならないものです。
本条例案は、協議会の異常な運営のみならず、臨時議会の招集請求を知事が拒否するなどの
異常事態が相次ぐ中で、協議会の委員構成の正常化を図るため、
民主主義の根幹である議会の会派比率に応じた協議会を構成すという至極当然な主張を実現するものであります。
これに対する再議権の行使は、まさに正当な理由もなく安易に用いるものにほかならず、
権利の乱用というべきである事を強く表明し、我が会派の討論とさせていただきます。
ご静聴有難うございました。
議長:次に、奴井和幸君を指名致します。奴井和幸君。
奴井和幸議員:
自由民主党大阪府議会議員団の奴井和幸でございます。
採決に先立ち大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例、
再議の件について、我が党の意見と態度を表明させていただきます。
我が党が他の会派と共同で提案し、先ほど成立を見た条例についてや
現在、維新の議員みで構成されている状態にある協議会の正常化を図るため
会派比率による委員数を割り当てる事で、本来の姿に戻すという議会内のルールとして、
当たり前の内容を定めたものであります。
今回の臨時会については、知事は協議会の正常化を求める57名の議員からの
真摯な臨時会招集請求を握り潰し、招集しませんでした。
真摯な臨時会招集請求を握り潰し、招集しませんでした。
あとは議長が招集するからと、議長に後始末を押し付けるのは無責任の極みであります。
総務大臣からの指摘もあるように、知事の不作為は地方自治法に違反しております。
法律違反は許される事ではありません。
知事には、法律を誠実に守る事を求めます。
しかも、知事は臨時会を招集しない理由として、
議会内に関わる事であるからという口実を掲げていたにも拘わらず、
今回成立した条例を可決した途端、一転して再議に掛けました。
議会の意思でルールを定めた条例に対し、知事が再議に掛ける事自体、矛盾しております。
知事には、ルールも何もないという事なのでしょうか。
また、質疑でも明らかになった通り、再議理由には全く理由がありません。
以上、申し上げましたが、知事の再議は再議権の乱用であり、
断固認める事は出来ない事を申し上げ、我が党の討論と致します。ご静聴有難うございました。
議長:
以上で、通告による討論は終わりました。これをもって討論は終結を致します。
これより、議員提出第1号議案
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定
再議の件を起立により採決致します。
この場合、先の議決の通り決定する事について、地方自治法第176条第3項の規定によって、
出席議員の3分の2以上の者の同意を必要とします。
出席議員数を確認致しますので暫くお待ちください。
出席議員数104人です。
3分の2、70人です。
本件を先の先議の通り、決議する事に賛成の方はご起立願います。
起立者数を確認しますので暫くお待ちください。
只今の起立者は、所定数に達しません。
よって、議員提出第1号議案
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定
再議の件を先の議決の通り決定する事が否決されましたので廃案となります。
この際、暫時休憩致します。
(動議 動議)
この後、松井がトンズラwして議会は再開せず。
以上です。
上記の議会画像は、休憩前のもので時計は22時を表示。
また休憩かよっ!と思いつつ、中継映像はそのままにしてたんやけど、結局、流会になった。
ん?なんで?ていう疑問が! この一連の流れを
以上です。
上記の議会画像は、休憩前のもので時計は22時を表示。
また休憩かよっ!と思いつつ、中継映像はそのままにしてたんやけど、結局、流会になった。
ん?なんで?ていう疑問が! この一連の流れを
松井は、何回も「9月議会で」て発言してる。
維新だけで勝手に都合良く作った協定書案を「9月の府議会で討論できるねんで!」て、
青写真かなんか知らんけど、「なんちゃって協定書案」の何を議論するねん?
他会派に「修正案」を丸投げしてるけど、それは法定協の場ですべき議論やろ?
松井は、吉富さんは「議会の仕組みを分かってません」て言うてたけど、松井こそが分かってない。
いや、正確には「分かってる」よな?確信犯やよな?
分かってて、わざと自分らの都合のええように、法定協、府議会、市議会、議運を利用してる。
こんな暴挙を「府民とのお約束」とか「民意」ていう言葉に代えてるけど、
橋下が言うてたように「最後は有権者の責任」にされる。
何があっても松井や橋下が知事・市長として責任を負う事は絶対にない!
7.26(土)付で57名の府議会議員が大阪府議会臨時会招集請求書を提出してる。
現時点では、松井はスルー。
松井「職務職責を誠実に果たしていない」 のはお前じゃー٩(๑`^´๑)۶
今回の臨時議会で、指名者以外の議員が「議事進行!」と発言してる部分について、
実は、違う言葉に聞こえ、単なるヤジではない事と議事録にはアップされない事もあり、
堺市議会の野村ともあき議員に質問し、ご回答いただいたので引用させていただきます。
親切、丁寧に教えていただき改めて有難うございますo(*'▽'*)/☆
発声自体は「ぎじしんこう!」と言っています。
意味あいとしては「ただいま議事の進め方において問題があったので
会議規則五十五条にもとづく「議事進行に関する発言」を行いたいので、
発言を許可願います」のような感じですが、
長いので「ぎじしんこう!」と叫んでいます。
「議事進行に関する発言」とは、
議事進行上問題がある場合などに議長に対し発言を求めることです。
大阪府議会では「大阪府議会会議規則」第五十五条に定めがあります。
大阪府議会会議規則へ
※以下参照
◆2014.07.25(金) 大阪府議会臨時会録画放映
◆議員提出第1号議案
大阪府議会における大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦手続に関する条例制定
◆再議書
◆平成26年大阪府議会 7月臨時会議案審議結果
◆大阪府・大阪市特別区設置協議会
◆大阪府・大阪市特別区設置協議会規約
◆大都市地域特別区設置法
◆地方自治法
◆平成26年大阪府議会 5月定例会議案審議結果
◆2014.06.27(金)大阪府議会運営委員会
◆2014.07.03(木)大阪府議会運営委員会
◆平成25年11月15日(金) 第9回大阪府・大阪市特別区設置協議会 議事録
◆平成26年07月23日(水) 第17回大阪府・大阪市特別区設置協議会 議事録
◆特別区設置協定書(案)
◆浅田均調査結果
・会派代表者へ「大阪府・大阪市特別区設置協議会における協議内容に関する調査について」
・自民党への調査結果1 調査結果2
・共産党への調査結果
・民主党無所属ネットへの調査結果
◆浅田均調査文書「不存在非公開通知書」
◆2014.06.25(水)付 大阪府議会臨時会招集請求書
◆2014.07.16(水)付 大阪府議会岡沢健二議長宛 大阪府議会臨時会招集申出書
◆2014.07.26(土)付 大阪府議会臨時会招集請求書
◆大阪市議会 2014.07.25(金) 臨時会議決等案件事項一覧
◆大阪市議会 2014.07.25(金) 臨時会録画放映
◆大阪市議会 7・8月 臨時会日程
◆「協定書案の無効と協議会の開催を求める決議」(略)に対しての柳本議員の賛成討論内容
◆20140723 北野妙子大阪市会議員 都構想について(動画)
◆自民党大阪市会議員団「現行大阪市と大阪府特別区の自主財源を比較」
◆自民党大阪市会議員団「ボイコットしているという事実はありません」
◆2014.7.15(火)~7.25(金) 新藤義孝総務大臣記者会見「都構想について」
◆大谷昭宏事務所 吉富有治氏コラム「法定協議会からの反対派排除はルール違反」
◆堺市議会 野村ともあき議員ブログ 「大阪の政治の現場で今起きていることの続報」
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