2/16(月)ten「シリーズ 決断 大阪のカタチ」は、住民投票について。
埼玉県所沢市にある小中学校に、エアコンを設置するかどうかの是非を問う住民投票が
2/15(日)に行われた事と大阪の住民投票を取り上げてたんで文字にしとく。
中谷しのぶ:
今年5月、大阪都構想の是非を問う住民投票が行われる見通しです。
そんな中、昨日ある自治体で少し変わった争点の住民投票が行われました。
争点となったのは、学校のクーラー。
大阪にも通じる住民投票の課題が見えてきました。
ナレーター:
大阪都構想の説明会で集まった人を前に、分からなくても良いと話す橋下市長。
都構想が実現すれば、今の大阪市が解体され5つの特別区に再編される。
広域行政を担う大阪府と、住民に身近なサービスを担う特別区とが役割を分担し、
二重行政を解消する事などがその目的だ。
ナレーター:
住民投票を実施するにあたり、市民は一体どの程度の理解が求められるのか。
昨日、ある自治体で住民投票が行われた。
ナレーター:市民の決断に直面した市町が頭を抱えた大阪にも共通する課題とは?
ナレーター:
埼玉県所沢市航空自衛隊入間基地にほど近いこの地区は、
学校の上空を一日に何度も轟音を発しながら戦闘機などが通過する。
そのため、市は窓を閉められるよう一部の学校でクーラーの設置を計画。しかし・・
ナレーター:
4年前に就任した藤本正人市長は、財政難の為クーラー設置に市税30億円を投入するのは厳しいと計画を撤回
納得のいかない保護者らは、署名を集め市に提出。
住民投票の実施が決定した。
ナレーター:
投票の結果に法的な拘束力はないが、所沢市の住民投票条例によると、
賛成・反対のいずれかが有権者の3分の1に達した場合、市長はその重みを斟酌しなければならない。
ナレーター:
一見学校にクーラーを設置するかどうかというだけの単純な問題に思えるが、
深刻な財政難の中、騒音問題、教育問題に加え、高齢化対策なども考慮して、
優先順位を決めなくてはならず簡単に結論は出せない。
ナレーター:
財政難の主としては、収入が減る一方で高齢化が進み、
福祉のための費用が毎年15億~20億円単位で増加している事などを鑑みると、
学校の問題といえど簡単には決められないという。
ナレーター:
昨日行われた投開票、結果は賛成票が反対を大きく上回ったものの
結果が尊重される基準である有権者の3分の1には届かず、投票率は31.54%で、
藤本市長は「高くはない投票率で残念」とコメントをしている。
方や、これから住民投票に直面する大阪、
所沢市とは違い、一度決まったら戻れない選択を市民は迫られる事になる。
ナレーター:
今月、総務大臣から「特段の意見はなし」として返ってきた大阪都構想の協定書、
府と市の2月議会で承認されれば、法的な拘束力をもって政令市の解体の是非を問うという
前代未聞の住民投票の実施が決まる。
ナレーター:
都構想の複雑な仕組みを理解してもらう為に、ほぼ毎週、府内各所で演説を続けてきた大阪維新の会。
巨大なフリップを用い、午前中から日が暮れるまで演説をして回る日もある。
かつては「分からなくて良い」と話していた橋下市長だが、最近は市民に対し積極的な理解を求めている。
ナレーター:一方・・・
ナレーター:反都構想を掲げる自民党も市民への訴えに力を入れる
北野妙子議員:
強力なメディアに対する発信っていうものがありますんでねぇ、かなり手強いとは思いますけれども、
明らかに今回の住民投票に関しましては、中身を知らないと投票できないという状況にあって、
その事をそういう展開になっている事を皆さん、お仕事も忙しいし、暮らしもあるもんですから、
ですから、そんな中で分かっていないという状況は、非常に危険だと私は思います。
ナレーター:
年末、公明党が態度を翻した事で住民投票実施の可能性が一気に高まり、
今年から始めた街宣活動はまだ4回目だ。
政治家を選ぶ選挙ではなく、自らの生活に直結する政策を選択する投票がより難しいのは何故か。
花谷允愉議員:議論した結果、1億円も出てこない。
皆さんの住民サービスは確実に低下します。
ナレーター:これに対し、維新は・・・
ナレーター:同じ都構想の説明でも、維新と自民で主張は正反対だ。
例えば自民党は、維新が言う財政効果は、市営地下鉄やゴミ収集業務の民営化など
都構想が実現しなくても実施出来る改革が殆どだと主張。
一方、維新は現状、実現されていないこれからの改革は、府と市の今の財政では困難だと主張している。
大阪市は、市民に公平な判断を促す為、賛成派・反対派、双方の主張を掲載したチラシの配布や
住民への説明会を予定している。
三カ月後、住民投票が実施された場合、投票した人の内、過半数の賛成で都構想の実現。
大阪市の解体が決まる。
大阪の未来のカタチを市民の一票に委ねるには、更なる市民への説明が不可欠だ。
―スタジオ
中谷:
大阪都構想に関する住民投票は5月17日、つまりおよそ三カ月後に実施される予定で、
これは法的拘束力があるので、一旦決めたら戻れないんですよね。
つまり、大きな判断が迫られる選挙になるという事ですよね。
高岡達之:
今、日本の各地でね、ご覧いただいたように住民投票っていうのはあります。
で、所沢のケースと若干、大阪はやっぱり違うのは、 ←若干ちゃうやろ
大阪は本当に暮らしそのものを変えるという事だから、
やはりその住民投票ってものに馴染むテーマという事で、まぁ国も評価をしてるんですね。
しかしながら、やっぱり所沢のケースなんかの場合は、じゃ、決めた市長さんも所沢の人が選びました。
それから、その議会も所沢の人が選びます。
じゃ、民意ってどれですかと。
三年掛かったって話ありましたけども、
じゃ、誰が、いつも投票で最終的に市民の意思で決まりますからという事が
ちょっと私は、大阪都の住民投票は、一線を画してるような気がするんです。
ただ、大阪の場合は、やっぱり市民の皆さん凄く困るのは、
方や大阪市、その頂点に橋下さん居るわけですが、大阪都のメリットをやはり言う。
反対派が居る。
その真ん中が居ないっていう事なんですね。
で、真ん中の役目を果たすのは、私まさにメディアだと思っているので、
これメディアの人間も非常に気を引き締めてですね、
どちらのメリット・デメリットもメディアが第三の立場として、
私は、説明する責任を今、我々問われてるというふうに思っております。
中谷:私たちも生活に大きく関わってくるこの大阪都構想、しっかりと伝えていきたいと思います。
以上です。
所沢の住民投票に時間使いすぎやろw
同じ住民投票でも全然ちゃうし、比較にならん。
「真ん中の役目を果たすのは、まさにメディア」とか
「どちらのメリット・デメリットもメディアが第三の立場」とか、所詮キレイごとw
今までずっと橋下擁護してきたメディアが今更「役目を果たす」立場にない。
「説明する責任を今、我々問われてる」んやなくて、責任取ってくれよw
メディアのせいで、こういう状況になってるんやから、
問うてるんちゃう、今までの責任取れ٩(๑`^´๑)۶
宗清議員がブログで指摘されてるように「造語」やなw
役目を果たしたいなら、まずこういう基本的な事から訂正していかなアカン(`・ω・´)
とにかく、「協定書に書かれてる事実」と「単なる目標」を分けてほしいな。
何の保証もない協定書に書かれてない事を橋下が勝手にベラベラ喋ってる事は、
メリット・デメリットの判断には値せーへん。
「真ん中の役目」とか、どーでもええから、「正確な報道」のみに徹してくれればええ。
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