2015/02/24
2015.2.24(火)大阪市会 本会議「加藤仁子議員の討論」
2/24(火)大阪市会 平成27年第1回定例会 本会議が開会された。
加藤仁子議員の討論のみ文字にしときます。
議事日程及び提出案件 録画放映は後日ご確認ください。
◆高尾元久教育委員会委員の再任挨拶
◆各常任委員会より審査の報告
・財政総務委員会:議案第3号、ほか14件は原案を可決
・教育こども委員会:議案第3号、第19号、ほか4件は原案を可決
・民生保健委員会:議案第26号、27号は否決、報告第1号は認定、ほか16件は原案を可決
・都市経済委員会:議案第29号、30号は否決、そのほか27件は原案を可決
・建設消防委員会:議案第3号、ほか15件は原案を可決
・交通水道委員会:議案第44号、45号は否決、そのほか5件は原案を可決
◆討論
井戸正利:議案第26号、27の賛成討論
加藤仁子議員:
私は自由民主党大阪市会議員団を代表し、議案第26号、27号の環境科学研究所に関する議案、
29号、30号の工業研究所に関する議案、及び44号、45号の交通事業民営化に関する議案について、
反対の立場から討論をさせていただきます。
まず、改めて申し上げますが、今回提案されているこれらの議案は、
全て先の定例会においても同様の議案が提案されており、
各常任委員会などにおける真摯な議論の結果、
工業研究所関連は9月の19日に、
交通事業民営化関連は11月21日に、
更に、環境科学研究所関連は12月19日に、それぞれ否決という判断が下されました。
特に交通の廃止二条例については、そもそも二行足らずの白紙委任条例になっております。
まずは、どのような過程を経て、市民代表である議会の合意を得るのかという手続条例を作る、
その上で経営計画を立て、それを議決対象とする事で議論を深めながら、具体的な方向性を定める事が出来る。
我々自民党は、議論の道筋を何度も提案し、現状の課題を指摘させていただいて参りました。
また、藤本交通局長の不祥事案も廃止条例の結論に影を落とした事も忘れてはなりません。
今尚、疑惑が払拭されてはおりません。
11月に議会で否決されて以降、この間そういった対応をする事なく、
まるで議会に反対してくれと言わんばかりに、敢えて議会との対立の構図を見せつけんばかりに、
全く同じ条例案を何の状況変化もない中で、
再提案するという事は、議会無視、市民無視以外の何ものでもありません。
市長の不誠実極まりない対応に、怒りを通り越して本当に悲しくなります。
我々自民党は、地下鉄・バスの将来的な民営化に反対ではなく、
民営化に向けての条件をこれまでから三点訴え続けて参りました。
まず、ネットワークの構築、可動式ホーム柵などの安全・安心の対策の実行、
バス路線維持のため、バス事業については地下鉄の子会社化をする事、この三点であります。
とりわけネットワークの構築については、BRTの社会実験という事で、
各会派が賛同の意向を示す中で動き出したにも拘わらず、
本日、上程された平成27年度の予算案を見る限りにおいて、その予算が落ちております。
何故ですか、市長。
一方で否決された案件を市民代表である議会に、反対させる為に再提案しつつ、
市民の意見には耳を傾けず、素知らぬ顔で予算を削る、
これは心の清らかな人間が出来る事ではありませんよねぇ。
他の環境科学研究所や工業研究所の案件についても同様であります。
何故、昨年11月に否決されたのか。
市長は、議会が否決した理由は何だったのか、十分にお考えになられましたか。
公明党、自民党、OSAKAみらい、共産党は、反対の為の反対をしているだけだと、
勝手に決めつけられ、市長は最初から議会と調整する事を放棄されているのです。
これでは、前に動かす事が出来る案件も動くわけがないではありませんか。
物事には順序があります。
そして、市政の一つ一つの案件については、それに関わる一人一人の市民の生活があります。
今、大阪においては、新たな大都市制度が導入されるのかどうかという、
大きな局面を迎えようとしている時に、
また、その導入の是非を住民に問おうという時に、
敢えて議会に否決をさせて、反対する者を悪であるかのような見せつけをする為の議案の再提案は、
単なる市長の身勝手な政治手法であります。
我々は、本当の意味で改革を進めようとしているのに、
それを妨害しているのは、まさに市長あなた自身ではありませんか。
市長、あなた自身が市政の停滞を招いている改革の抵抗勢力なのですよ。
以上、議案6件に対する反対討論とさせていただきます。
角谷庄一:議案第29号、30の賛成討論
小川陽太議員:議案第26号、27、29、30、44、45の反対討論
広田和美:議案第44号、45号の賛成討論
寺戸月美議員:議案第53号、64、66~80の反対討論
◆採決結果
議案第44号、及び45号はいずれも否決されました。
議案第26号、27号、29号、30号は、いずれも否決されました。
議案第7号、8号、14号、19号、28号、37号、53号、64号、66号~80号はいずれも可決されました。
報告第1号は、委員長報告の通り認定されました。
議案第3号~6号、9号~13号、15号~18号、20号~25号、31号~36号、38号~43号、46号~52号、
54号~63号、65号、81号~88号は、委員長報告の通りいずれも可決されました。
◆橋下:議案第89号~103号の説明
◆諮問第1号は異議のない旨答申
◆日程第175号の補欠選挙については、谷口トシゴロウが指名推薦
◆橋下:議案第104号~174号について説明
以上です。
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