2015/01/15

2015.01.14(水)アンカー「安倍総理・都構想について」


1/14(水)アンカー「青山繁晴のニュースDEズバリ」で安倍総理が生出演された。
都構想についての部分だけ文字にしとく。



青山繁晴:
(略)
最初の議論のテーマなんですけれども、まさしくその関西、実は大きな大きな局面変化がありました。
橋下徹大阪市長、そして松井大阪府知事がずっと目標に掲げてきた大阪都構想、
一旦はもう頓挫するかと見えたのに、総選挙の結果を受けて公明党が大きく態度を変更し、
5月の17日に住民投票で、議会の意思とはまた別途、住民に直接お聞きして決着をつけようと。
憲政史上でも殆ど例を見ない。
で、もし実現したら、もう平成27年度、27年度からですね、大阪都構想が事実上スタートしていく。
つまり二都体制っていうものが出来ていく。

岡安譲:平成29年ですかね。

青山:
はい。29年ですね。はい、ごめんなさい、29年度です、今27年度ですから。
そういう大きな変化が起きました。
で、この背景に、実は官邸の尽力もあったんじゃないかと考えてるんですが、そこはまず総理いかがでしょうか。

安倍総理:
それは全くありません
それはもう全く我々、関与していない話であって、あくまでもですね、大阪市議会で決めている事だと思います。


青山:
関与という事ではなくて、例えば総理ご自身ではなくても菅官房長官が
色んな説得、努力をされたっていう事はあるんでしょうか。

安倍総理:
それもありませんね。
なんとなく、こういう事が起こると、菅さんやってんじゃないかというね、
疑いを持たれやすいところもあると思いますが、菅官房長官は全く関わっていないと思います。


青山:
これまさしく今、総理が仰った通り大阪自ら決めていく事なんです。
その通りですが、住民投票も大阪市民が決めるんですけれども、
内閣総理大臣として、この大阪都構想には今どういう評価をお持ちですか。

安倍総理:
大阪都構想自体について言えばですね、一般論的には二重行政を無くしていく、
或いは、住民自治を拡大をしていくという意義はあると思います
しかし、今、青山さんが仰ったように、これはあくまでもですね、大阪市、府、それぞれの議会
或いは、住民の皆さんが決められる事であって、
政府、行政府の長である私がですね、あれこれ論評するのは差し控えたほうが良いと思いますが、
住民投票においてですね、賛成多数という事になれば、必要な手続は粛々と行っていきたいと思っています。

青山:
はい。この橋下さんや松井さんの、その考えの中にはですね、
その大阪都構想を含めた地方分権を新たに進める為には、今の憲法を変えなきゃいけないと、
いうお考えがあって、特に松井さんは何度もその発言をはっきりされてます。
で、そういう意味では、憲法改正という点については、
安倍総理の長年の宿願とも共通する点があると思うんですが、その点はいかがですか。

安倍総理:
憲法はですね、成立をしてからもう70年近く…
(略)
新しい憲法をですね、私たち自身の手で書いていこうという精神こそ、
日本の未来を切り開いていく事に繋がっていくんだろうと思います。
そういう意味においてですね、維新の党の皆さんが憲法改正自体に
積極的に取り組んでおられるという事については、敬意を表したいと思います。
(略)

青山:
維新の改憲の考えについて、敬意を表すると仰ったんですが、
場合によっては改憲という一点で、連携もあり得るという意味に受け取って宜しいですね?

安倍総理:
今まさに憲法改正について、憲法調査会において議論がされていて、
既に投票年齢の引き下げ等も、国民投票のですね、投票年齢の引き下げ等必要な手続は整っています。
で、どの条文を変えていくかという事について、
これは、私はどの条文が良いという事は、控えたほうが良いと思っているんです。
調査会においてですね、さまざまな議論が行われておりますが、
そこで自ずと方向が決まっていくだろうと思います。
これは自民党一党、或いは与党だけで出来るものではありません。
そういう中においてですね、維新の党がですね、賛成していただく、
3分の2の多数をですね、衆議院、参議院でそれぞれ構成する事が出来れば良いと思いますが、
どの条文という事については、これからまさに議論をしていくわけでありますが、
その中で維新の党、或いはほかの党もですね、賛成していただけるようなものがあれば良いと思っています。

青山:
なるほど、はい。安倍総理は、お忘れかもしれないんですけれども、
まだ野党の時代にですね、野に下ってた時に名古屋で安倍総理と講演でご一緒した時に、
舞台の袖で、橋下徹って人をどう思うかっていう事を実はお聞きになった事があって、
僕はその時、「橋下さんと考え方は随分違うけれども、大阪都構想は評価します」と。
その上で、まぁ橋下さんの独特の生命力の話を致したんですが、
今、安倍総理は、この橋下さんの生命力というか、
今回もその住民投票、絶望かと思われたのをこう覆していく、
その辺りの、まぁあの嫌う人も勿論沢山いらっしゃるけれども、
ある種逞しいところっていうのは、安倍総理は好感持たれてるんじゃないんですか。

安倍総理:
今回もですね、党首討論において、橋下代表と議論を討論会で闘わせました。
大変手強い相手ではありましたが、まぁリーダーシップ、そして突破していく力はあるなと
率直にそんな感想を持っています。

青山:なるほど。


※都構想とか橋下関連の話はここまでです。
で、総理との対話後の青山の感想で、都構想については以下に。



青山:
大阪都構想なんですが、これもあの視聴者の方お気付きの通りですね、
分を弁えた発言をしようっていう事をきっと胸の中で、これは決め打ち、決めて来られたと思うんですけどね。
つまり地方が、こう自由民主党にとっても、例えば大阪の自民党は橋下さんと激しく対立してるし、
そういうところに変な介入をするんじゃなくて、
地方の意思に任せたいって事を一番、強調されようとしてましたよねぇ。

岡安:そうですね。

青山:
したがって、僕の理解してるところは、安倍総理直じゃなくても
菅さんは実際、色んな仲介をされたと思いますけれども、
しかし、その橋下さんであれ、松井さんであれ、或いはその大阪都構想に反対してる府民、市民、
或いは政党の意見もちゃんと踏まえて、地元で決める事だっていう事に徹してましたね。
但しですよ、そういうふうに慎重に謙虚にやるっていう姿勢も見せながらもですね、
大阪都構想については、基本的にもう賛成されたと同じですね。
あのーこれは、これはその本当に地方が、ここが決める事ですから、
大阪が決める事だから、あくまで参考意見にすぎないけれども、
地元の意思で、大阪都やろうとなったら直ぐに対処すると
これ勿論、前から例えば新藤総務大臣の当時から言ってますけれどね、
それを総理として言われたっていうのは、非常に大きな意味があると思いますね。


以上です。

都構想関連以外の全内容は動画をどうぞ


こういう報道の仕方、超迷惑や 怒怒怒怒怒(((p`-ω-)p))怒怒怒怒怒
以前、青山のブログに意見書いたら、一方的にえらい批判纏めて書かれてた。
で、それに対して書いたらブロックされてたw
まぁ名前変えて投稿したけどな(≧ω≦。)

青山は協定書の中身知ってんの?詐欺師の片棒担ぐんか?
都構想と協定書とは別もんなんやけどな?

総理自身が「二重行政を無くしていく、住民自治を拡大」については
わざわざ「一般論的には」て付けてるのに、なんで青山は偏向しようとするねん?
一般論的には」を付けるのと付けへんのとは全然意味が違う。
総理が賛成してるって事を強調しようと必死すぎるやろ٩(๑`^´๑)۶
橋下に好感持ってるみたいなイメージを植え付けようと違和感。

昨年10月2日の府議会で、花谷議員が
自民党本部の総務会で決定したのは、特別区設置法案に賛成する事であり、
大阪都構想の中身について、議論した経過はありません」て抗議してたのでご参考に。




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